トヨタがAE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノの復刻部品を発売

「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というユーザーの想いに応えるべく、トヨタがAE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノの補給部品を復刻。国内と海外向けに本年11月1日より販売開始

 トヨタ自動車およびTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2021年11月1日、AE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノ(1983年5月デビュー)の補給部品を復刻し、国内および海外向けに本年11月1日より純正部品として再販売した。

▲トヨタおよびTOYOTA GAZOO Racingがヘリテージパーツの生産・販売をAE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノで展開すると公表。まずは重要機能部品の復刻から始める。写真はスプリンター・トレノ3ドア1600GTV
▲トヨタおよびTOYOTA GAZOO Racingがヘリテージパーツの生産・販売をAE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノで展開すると公表。まずは重要機能部品の復刻から始める。写真はスプリンター・トレノ3ドア1600GTV
▲カローラ・レビン2ドア1600GT。“レーザーα4Aツインカム16”と称する新開発の4A-GEU型1587cc直列4気筒DOHC16Vエンジンを搭載する
▲カローラ・レビン2ドア1600GT。“レーザーα4Aツインカム16”と称する新開発の4A-GEU型1587cc直列4気筒DOHC16Vエンジンを搭載する

 「GRヘリテージパーツプロジェクト(GR Heritage Parts Project)」の一環として展開する今回のプロジェクトは、「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というユーザーの想いに応えるべく、サプライヤーによる特別協力のもと、廃版となってしまった補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組みで、すでにA70/A80スープラ、トヨタ2000GT、ランドクルーザー40系で実施して好評を博している。

▲まずは本年11月1日よりリアブレーキキャリパー(写真・上)とステアリングナックルアーム(同・下)を発売
▲まずは本年11月1日よりリアブレーキキャリパー(写真・上)とステアリングナックルアーム(同・下)を発売
▲本年12月1日にはリアドライブシャフトの発売を予定
▲本年12月1日にはリアドライブシャフトの発売を予定

 AE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノでは、まず本年11月1日にリアブレーキキャリパーとステアリングナックルアームを発売。12月1日にはリアドライブシャフトの発売も予定する。なお、復刻部品は準備が整った段階で通常の純正部品と同様にトヨタの販売店で購入可能。サプライヤーによる特別協力の上での限定生産となるため、工場での生産期間終了後は在庫限りでの販売となる。品番や価格、生産期間などの詳細については、GRヘリテージパーツWebサイトにて公開している。

▲本年11月1日時点でのAE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノのGRヘリテージパーツリスト
▲本年11月1日時点でのAE86カローラ・レビン/スプリンター・トレノのGRヘリテージパーツリスト

 なお、従来のトヨタ販売店に加えて、12月中には全国のジェームス各店舗にてAE86を含む復刻部品(トヨタ2000GT除く)の取り扱いを開始。さらに、自身で車両整備をするユーザー向けに、ネット通販サイトの「楽天市場」上に「TOYOTA GAZOO Racing 楽天市場店」を出店し、12月中にオンラインでの復刻部品販売を開始する。店舗URLやオンラインでの販売開始日などの詳細は決定次第、GRヘリテージパーツWEBサイトおよびTOYOTA GAZOO RacingのSNSにて公表する予定である。

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