F1元ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグ、コンチネンタルの新しいブランド・アンバサダーに就任

 2016年のF1ワールドチャンピオンであり、サステイナビリティ起業家として知られるニコ・ロズベルグが、グローバルタイヤメーカーであるコンチネンタルの新しいブランド・アンバサダーに就任した。

▲コンチネンタルのブランド・アンバサダーに就任したニコ・ロズベルグ氏
▲コンチネンタルのブランド・アンバサダーに就任したニコ・ロズベルグ氏

 ロズベルグ氏はモータースポーツで大成功を収め、最近は環境保護にも多面的に取り組んでいる。一方、コンチネンタルはプレミアムタイヤの開発・製造のリーディングカンパニーだ。

コンチネンタルは、あらゆる走行状況において最大限の安全性と最高のパフォーマンスを追求し、同時に厳格なサステイナビリティ戦略を追求。環境に適合した技術ソリューションの開発をリードするだけでなく、カーボンニュートラルやバリューチェーン全体での持続可能なビジネスの実践においても、非常に厳しい目標を設定している。

■ロズベルグ氏 ブランド・アンバサダー就任コメント
「持続可能性、技術、安全性を活動の中心に据えているパートナーと一緒に働けることを非常に誇りに思います。私と同じように、コンチネンタルも持続可能なモビリティを実現することを強くコミットしています。そのためには、タイヤ分野の開発と革新が不可欠です。このような価値観の共有が、私たちの協力関係の基盤であると考えており、一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています」。

▲エクストリームE 優勝チームRXR @Extreme E
▲エクストリームE 優勝チームRXR @Extreme E

 このパートナーシップの相性の良さを証明する出来事として、今年4月の最初の週末、サウジアラビアの砂漠で開催されたラリーレイドの電気自動車(EV)を用いた競技「エクストリーム E」の初戦でロズベルグ氏が率いる「Rosberg X Racing」が優勝したことがあげられるだろう。

持続可能性を重視するエクストリーム Eは気候変動の影響に注目し、レース開催地域での気候保護プロジェクトを推進することでその対策を明確に打ち出している。コンチネンタルはエクストリーム Eのシングルタイヤサプライヤーとして全チームが使用するオフロードタイヤ「CrossContact Extreme E」を供給し、このレースシリーズの創設から携わったメインスポンサーとしてエクストリーム Eとその活動をサポートしている。

▲コンチネンタルは、エクストリームEにて、オフロードタイヤ「CrossContact Extreme E」を供給
▲コンチネンタルは、エクストリームEにて、オフロードタイヤ「CrossContact Extreme E」を供給

ニコ・ロズベルグ氏について

▲エクストリームEは、砂漠、砂利、ガレ場、泥地、氷路などあらゆるコンディションのもと、 精密なテクノロジーを駆使したハイパフォーマンス電動SUVと勇敢なドライバーだけが勝ち残れる過酷なレースだ
▲エクストリームEは、砂漠、砂利、ガレ場、泥地、氷路などあらゆるコンディションのもと、 精密なテクノロジーを駆使したハイパフォーマンス電動SUVと勇敢なドライバーだけが勝ち残れる過酷なレースだ

 ニコ・ロズベルグは、国際的なモータースポーツ界で最もよく知られた人物の一人だ。現在35歳のロズベルグは、2016年にF1ワールドチャンピオンのタイトルを獲得し、レーシングドライバーとしてキャリアの頂点に達した。現役レーサーを引退後は、気候変動対策に目を向けた持続可能なモビリティ・ソリューションや環境に優しい技術への移行を推進する活動などを行っている。

投資家としても意欲的に活動しており、革新的な製品やサービスを開発・提供するサステナブル関連のスタートアップ企業を幅広く支援し、これまでに環境・気候保護に関する欧州文化賞をはじめ数々の賞を受賞している。また過去数年間に渡って、ダボスで開催される世界経済フォーラムにおいて新しいモビリティ・ソリューションについて訴えてきた。

今回のエクストリーム Eへの参加は、ロズベルグ氏が持続可能なモータースポーツにも真剣に取り組んでいることを示すものでもある。「エクストリーム Eは、気候変動の影響が深刻な地域で開催される。新しいレースシリーズでは、これらの地域が抱える問題を改善するために国内外のさまざまなパートナーと協力して活動していくとしている。

■電動SUVオフロードレース「エクストリーム E」について
https://www.continental-tire.jp/car/campaign/extreme-e

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