ACEAが発表した2026年4月の欧州新車販売データ。ガソリン価格高騰でBEVセールスが好調

 ACEA(欧州自動車工業会)は5月27日、4月の欧州(EU+EFTA+UK)新車販売台数を発表した。データによれば、4月の新車販売台数は115万2315台で、前年同月比7.0%増である

 パワートレーン別販売台数を見ると、BEVは25万5296台で、前年同月比38.3%増。プラグインハイブリッド(PHEV)11万8645台(同20.3%増)、ハイブリッド(HEV)は41万9556台(同12.7%増)、ガソリンは25万5902台(14.8%減)、ディーゼルは7万7806台(同17.3%減)となる。

 BEVのほか、PHEVとHEVが好調な販売を記録した。背景には、イラク情勢が見通せず、ガソリン価格が高騰している実情がある。燃料に対する危機感は米国でも指摘されており、米国はハイブリッド車の販売がとくに好調だ。

 英国政府が発表した2026年5月26日時点のガソリン価格は1リッター当たり約158ペンス(1.58ポンド)、日本円にすると
約340円である。2月の時点では約290円だったから、ユーザーとしては「ガソリン価格爆上がり、涙」といったところだろう。なお、英国の場合、ディーゼル燃料はガソリンよりも高い。今年4月、英国におけるディーゼル車の新車販売シェアは約1.8%、台数にして2622台である。パワートレーン人気の変遷は、クルマ側の技術革新とともに、燃料価格に対する各国の政策を加味して考えたほうがいいだろう。
 
 国別の販売台数はドイツが24万9163台(前年同月比2.7%増)、イタリア15万5145台(同11.6%増)、英国14万9247台(同24.0%増)、フランス13万8339台(同0.3%減)、スペイン10万6862台(同8.4%増)。
 ドイツのBEV販売は6万4350台(シェア25.8%)、フランスは3万6216台(同26.2%)、英国3万9084台(同26.2%)、イタリア1万3199台(8.5%)だった。

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