「86とBRZ」次期モデルも共同で開発 !! 両社が新たな業務資本提携に合意

 トヨタとSUBARUは、両社の長期的提携関係のさらなる発展・強化を目指し、新たな業務資本提携に合意した。
 その内容には、株式の相互の取得とともに、「もっといいクルマづくりの追求」として「最高に気持ちの良いAWDモデル」と「トヨタ86とSUBARU BRZの次期モデル」の共同開発が、盛り込まれた。

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▲トヨタ86とSUBARU BRZの次期モデルも共同で開発(写真はトヨタ86現行モデル:2018年9月の一部改良時のもの)

 両社は、2005年に業務提携について合意。以来、SUBARUによるトヨタ車両受託生産や、トヨタからSUBARUへの車両供給、ならびにFRスポーツカー「トヨタ86」「SUBARU BRZ」の共同開発などの協働に取り組んできた。
 また今年2019年6月に、CASE領域を含む新しい領域における対応として、SUBARUのAWD(全輪駆動)技術とトヨタの電動化技術を活用した、EV専用プラットフォームおよびEV車両開発にも取り組むことで合意していた。

 両社はさらに絆を強め、力を合わせていくことで、CASE時代においても「走る愉しさ」を追い求め、これまでのトヨタ、SUBARUを超える、もっといいクルマづくりを目指すという。

 また、両社のブランドの独自性を尊重しながら、次のステージに向け、関係をより深いものに発展、結び付きを強化するために、今回トヨタからSUBARUへの出資比率を引き上げ、さらに、SUBARUもトヨタの株式を取得することで合意している。

<業務提携の内容>
1)これまでのトヨタ、SUBARUを超える、もっといいクルマづくりの追求
①両社の強みを持ち寄り、最高に気持ちの良いAWDモデルを共同で開発。
②TOYOTA 86 / SUBARU BRZ 次期モデル共同開発。
2)100年に一度の変革期を生き残るための協業拡大
③北米向けのCrosstrek Hybrid(日本名 SUBARU XV)に続き、他のSUBARU車へもTHS(トヨタハイブリッドシステム)の搭載を拡大。
④コネクティッド領域での協調、自動運転分野での技術連携。

<資本提携の内容>
●取得株式数
・トヨタによるSUBARU株式の取得
議決権比率20%に達するまでの株式数(2019年3月31日現在では24,289,500株(議決権比率3.17%))
*本業務資本提携に基づく、トヨタによるSUBARU株式の取得により、トヨタの議決権比率は現状の16.83%から20%以上となり、SUBARUはトヨタの関連会社となる見込み。

・SUBARUによるトヨタ株式の取得
上記のトヨタによるSUBARU株式の取得に要した金額と同額(800億円を上限とする)に相当する株式数

●取得方法
市場買付け及び/又は相対取引を通じた買付け

●取得時期
競争当局の承認が得られ次第取得予定


【両社社長のコメント】
トヨタ:豊田章男社長
「100年に一度の変革のなか、今後CASEの進展によってクルマのあり方が変わっても、『走る愉しさ』はクルマの本質であり、しっかりと守り続けるべきものだと思います。私自身もラリーストであり、インプレッサで練習に励んでいた経験などから、SUBARUの素晴らしいAWDの技術を肌で感じてきました。また一方で、我々トヨタもWRCなどを通じAWDの技術を必死に磨いています。『走る愉しさ』を追求してきた両社が、お互いの持つ強みを持ち寄り、更に関係を深めることで、CASEの時代に相応しい『もっといいクルマづくり』の可能性を追求していきたい」

SUBARU:中村知美社長
「当社とトヨタとの間にはすでに14年間におよぶアライアンスの歴史があります。その間、商品開発・生産・販売など各分野にて人的交流も含めた絆を深めてきました。ここまで築き上げた両社の関係をもう一段ステップアップさせることにより、CASEなどへの対応力を強めるとともに、お互いに技術を磨き合いながら、両社の共通の想いである『もっといいクルマづくり』を加速させます。これはSUBARUが提供する『安心と愉しさ』という価値を高めることであり、必ずやお客様にも喜んでいただけることと信じています」

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