シェル・ルブリカンツ・ジャパンは3月に「シェル・ヒリックス・ウルトラ・シリーズ」に新製品を投入すると発表した。
シェル・ヒリックス・ウルトラ・シリーズに加わった新製品は『シェル・ヒリックス・ウルトラ 0W-16』と『シェル・ヒリックス・ウルトラECT 0W-20』、『シェル・ヒリックス・ウルトラ 5W-40』、『シェル・ヒリックス・ウルトラECT 5W-30』の4製品である。また、現在の『シェル・ヒリックス・ウルトラECT C2/C3 0W-30』は『シェル・ヒリックス・ウルトラECT 0W-30』に名称を変更する。
『シェル・ヒリックス・ウルトラ 0W-16』と『シェル・ヒリックス・ウルトラECT 0W-20』は最新のオイル規格、APIのSQグレード、ILSACのGF-7に適応した最高グレードの製品である。ILSACのGFグレードは、0W-16に対しては専用のGF-7Bグレードとなり、0w-20、0W-30,5W-20などはGF-7Aグレードになる。

SQとGF-7グレードの特徴は、低速プレイグニッション(低速早期着火、LSPI)対策を進めた点である。この現象はスパークプラグで混合気に着火する前に燃焼が始まってしまう異常燃焼で、ノッキングやエンジン内部の損傷につながる。また、燃費性能などの改善を図っているグレードでもある。

また、シェル・ルブリカンツ・ジャパンの資料によれば、「SQ規格は、(従来の)SPに対して総合的に性能向上、とくにエンジン保護性能とオイル寿命が改善」されていると説明している。たとえばLSPIはSQオイルを使うことで8分の1以下に抑制できるというし、「インテークリフターの摩耗改善によるい、エンジンの長寿命化に貢献」するといい、耐摩耗性能は最大52%向上しているという。つまり、エンジン本来の性能を長期間にわたって発揮させられるエンジンオイルというわけだ。
