自動車評論家と音楽「竹岡 圭さんの場合」

歌手のオーディションに合格もデビューは叶わず。同級生の歌声が元気のもとに

 何を隠そう、恥ずかしげもなくいっちゃいますと、実はワタクシ、本当は歌手になりたかったんです。学生時代はバンドブームで、TVでもバンドコンテスト番組がオンエアされていたほど。私も仲間たちとバンドを組み、学園祭やライブハウスで演奏したり、レコード会社のオーディションを受けたりしていた時代がありました。

 就職活動の時期が近づいて来た頃、最後の思いで受けたオーディションの最終選考に合格。ところがその後、プロデューサーさんと細かいお話を詰めていたところで、突然話が頓挫…なんてことがありまして、もう心は急転直下、大人社会の現実を突きつけられたのを機に、一旦は…ということで皆社会人となり、そのまま現在に至ります。

 私はその後も友人とバンドを組んだりと、趣味として音楽を続けてきましたが、7年前にラリーを始めるのを機に休止。最近、また歌いたいな~なんて気持ちがふつふつと芽生えてきたりはしていますが、目の前のことに追われズルズルと…の日々です。

 そんな中、夢をあきらめずにチャレンジし続け、プロになった中学時代のクラスメイトが、FIELD OF VIEWのVo.浅岡雄也くん。甘く伸びやかかつ爽やかな声なので、耳に心地よく響く曲が多いのだけれど、私の場合は彼の声を聴くと「私も頑張らなきゃ!」と、心に元気をもらえるんですよね。私の勇気を奮い立たせてくれる、そんな1曲です。

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