トヨタ・ハイエースが一部改良を実施。バンに“アースカラーパッケージ”を新設定

日本が誇るキャブオーバー型バンのトヨタ・ハイエースがマイナーチェンジ。スーパーGLにベージュまたはアーバンカーキのアースカラーでコーディネートした“アースカラーパッケージ”を新規にラインアップ。合わせてウェルキャブ車いす仕様車とトヨタ救急車の一部改良を敢行

 トヨタ自動車は2024年1月10日、ハイエースのバン、ウェルキャブ車いす仕様車、トヨタ救急車の一部改良を行い、同日より発売した。車両価格はハイエース・バンが243万9500円~420万600円、ハイエース・ウェルキャブ車いす仕様車が397万1000円~498万5000円、トヨタ救急車が576万4000円~1201万7000円に設定する。

▲トヨタ・ハイエース バン スーパーGL 標準ボディ・標準ルーフ・2800ディーゼル車・2WD 価格:6AT376万5500円 全長4695×全幅1695×全高1980mm ホイールベース2570mm 車重1930kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費12.4km/リットル 写真はベージュのアースカラーでコーディネートした“アースカラーパッケージ”装着車

▲トヨタ・ハイエース バン スーパーGL 標準ボディ・標準ルーフ・2800ディーゼル車・2WD 価格:6AT376万5500円 全長4695×全幅1695×全高1980mm ホイールベース2570mm 車重1930kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費12.4km/リットル 写真はベージュのアースカラーでコーディネートした“アースカラーパッケージ”装着車

 ハイエース・バンに関しては、スーパーGLにベージュまたはアーバンカーキのアースカラーでコーディネートした“アースカラーパッケージ”を新規にラインアップしたことがトピック。外装にはコントラストが映えるマットブラック塗装の専用フロントグリルや素地で仕立てた専用フロントバンパー、同じく素地で仕立てた専用リアパンバーを組み合わせる。また、DXグレードにはイージークローザー(スライドドア・バックドア)を新たに設定した。

▲“アースカラーパッケージ”は写真上よりマットブラック塗装の専用フロントグリルや素地で仕立てた専用フロントバンパー、同じく素地で仕立てた専用リアパンバーを装備

▲“アースカラーパッケージ”は写真上よりマットブラック塗装の専用フロントグリルや素地で仕立てた専用フロントバンパー、同じく素地で仕立てた専用リアパンバーを装備

▲“アースカラーパッケージ”はアーバンカーキも選択可

▲“アースカラーパッケージ”はアーバンカーキも選択可

 

 ハイエース・ウェルキャブ車いす仕様車については、アンカーバー付車いすにスイッチ操作のみで“ワンタッチ固定”できるBUタイプ、FUタイプを新設定したことが訴求点。車いす固定作業のさらなる効率化や迅速化を果たしている。

▲ハイエース・ウェルキャブ車いす仕様車はアンカーバー付車いすにスイッチ操作のみで“ワンタッチ固定”できるBUタイプ、FUタイプを新設定。写真はBUタイプ・2WD・2000ガソリン・ロング・標準ボディ

▲ハイエース・ウェルキャブ車いす仕様車はアンカーバー付車いすにスイッチ操作のみで“ワンタッチ固定”できるBUタイプ、FUタイプを新設定。写真はBUタイプ・2WD・2000ガソリン・ロング・標準ボディ

 

 トヨタ救急車では、「ITS Connect」を標準設定したことが特徴。救急車が緊急走行中である事実を周辺のITS Connect搭載車両に知らせることで、救急車のより安全な走行を支援し、救急搬送時間の短縮や事故防止に貢献する。

▲トヨタ救急車には「ITS Connect」を標準設定。救急車が緊急走行中である事実を周辺のITS Connect搭載車両に知らせることで、救急車のより安全な走行を支援する

▲トヨタ救急車には「ITS Connect」を標準設定。救急車が緊急走行中である事実を周辺のITS Connect搭載車両に知らせることで、救急車のより安全な走行を支援する

 

 パワートレインに関しては従来を踏襲し、1GD-FTV型2754cc直列4気筒コモンレール式直噴インタークーラー付ターボディーゼルエンジン(151ps/30.6kg・m)、2TR-FE型2693cc直列4気筒Dual VVT-iエンジン(160ps/24.8kg・m)、1TR-FE型1998cc直列4気筒Dual VVT-iエンジン(136ps/18.6kg・m)を採用している。

 

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