2023年IPSシリーズ王者は山下健太選手が獲得。KYOJOは三浦愛選手が2度目の戴冠

山下健太選手が第4大会で逆転、2ポイント差で年間を王者を獲得

 2023年のインタープロトシリーズ(IPS)は、山下健太選手がシリーズチャンピオンに輝いた。
 
 9月に開催された第3大会(第6〜7戦)終了時点で、阪口晴南選手が85点をマークしてシリーズをリード。山下選手は78点だった。11月に開催された最終第4大会(第7〜8戦)はポイントが1.5倍になる。ポールポジションを獲得した山下選手はPPポイント3点を獲得して81点に。

IPSシリーズのオーガナイザー・関谷正徳さんのインタビュー記事は本誌2024年2月号でお読みいただけます

 第7戦は山下選手が優勝、福住仁嶺選手が2位、阪口選手が3位。この時点で山下選手は121点、阪口選手は103点と山下選手がチャンピオン争いをリード。

IPSはファンに同乗試乗のチャンスを提供。好評を得ている

 最終第8戦は阪口選手が優勝して30点をマークしたが、山下選手は2位で完走して24点をマーク。結果、山下選手が2点差でポイントトップを守った。山下選手のIPS総合優勝は初めて。

三浦愛選手(中央)がシリーズチャンピオンを獲得

 IPSと同日に開催されるKYOJOカップは、最終第4戦を翁長実希選手が優勝。第3戦に続く連覇を達成しポイントを80点に伸ばした。2022年シーズンのKYOJOカップ覇者・翁長選手はシリーズ2位で2023年シーズンを終えた。

 2023年の総合優勝は、第4戦で2位に入り24点を積み上げた三浦愛選手。最終的に86ポイントを獲得してシリーズチャンピオンを獲得。

 三浦選手は開幕戦から2連勝、第3戦も三浦選手がトップでゴールしたが、レース中の接触に対してペナルティの5秒が加算されたが2位にとどまったことが総合優勝につながった。三浦選手のKYOJO総合優勝は2回目になる。

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