【魅力あるクルマのルーツ/復刻版カタログ】勝利を目指した開発された駿馬。F1由来の心臓を搭載した初代BMW・M3の肖像

M3 011989年 BMW・M3(E30型)

 BMWの卓越したスポーツ性を象徴するM3の初代モデル、E30型の復刻版カタログ。B初代M3は、3シリーズを徹底的にチューニングした純スポーツ2ドア、ツーリングカーレースでの勝利を目指して開発された駿馬だった。ドイツ本国で1985年に発表され、1986年から本格生産がスタート。日本市場では1987年モデルから導入が開始された。車名に付けられた「M」とは「BMWモータースポーツGmbH(現M社)」を意味する。モータースポーツGmbHは、モータースポーツ関連のマシンやエンジン開発の専門部門として1972年に設立され、F1を筆頭に数々の勝利を生み出す原動力となった。

 M3は、市販車ベースのマシンで争われるツーリングカーレース(ドイツのDTM、英国のBTCCなど)を念頭に開発。その2.3リッター直4DOHC16Vエンジンについて、カタログでは「心臓部には最高出力195ps/6750rpmを生み出す、2302ccの直列4気筒DOHCエンジンを搭載。このエンジンは基本設計を過去にフォーミュラ1でチャンピオンシップを獲得したエンジンブロックと共有しています。さらに、BMWは日常時の性能を高めるためにエンジンを絶妙に調整しています。その結果、BMW M3は抜群の信頼性と、あらゆる速度での俊敏なレスポンスを実現しています」と記載され、スペシャルな心臓であることを印象付けていた。写真のカタログは1989年1月版(原寸296×210mm/16ページ編集)

※資料提供/ブックガレージ

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M3 表紙

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