【復刻版カタログ】2008年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/トヨタiQの肖像

iq メイントヨタiQ(KGJ10/NGJ10型)

2008年のイヤーカー、トヨタiQ(KGJ10/NGJ10型)の復刻版カタログ。iQは混雑する都市空間に最適なマイクロコンパクトカー。2007年9月のフランクフルト・ショーで「iQコンセプト」を公開。日本では2008年10月にデビューした。デザインや開発は、トヨタの欧州デザインスタジオED2が主導したという。iQは全長×全幅×全高2985×1680×1500mmの超コンパクトサイズに、4シーター(実質的には大人3名+荷物)の室内空間を実現。さらにクラストップ級の安全性と優れた走りの性能を盛り込む。メルセデス・グループが送り出すスマートが2シーターに割り切ったのに対し、クルマとしての機能性にこだわった点が個性だった。カタログでは「凝縮された技術。従来の概念を覆すパッケージ」と説明。最小回転は3.9mだった。日本仕様は当初1リッター直3+CVT仕様のみ。2009年8月には1.3リッター直4+CVTが追加された。iQは各部の完成度が高く、上級車から乗り換えても満足感の高いモデルだった。それを証明するエピソードが、アストンマーティン・シグネットの存在。1Qの出来の良さに感銘を受けたアストンマーティンが、自社の顧客のセカンドカーとして企画。iQをカスタマイズしたモデルを販売した。写真のカタログは2009年8月版(原寸296×211mm/60㌻編集)

資料提供/ブックガレージ

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