マツダ「危険な居眠り・わき見運転を見張るドライバー・モニタリング」が第14回キッズデザイン賞受賞

 マツダの「危険な居眠り・わき見運転を見張るドライバー・モニタリング」が、第14回キッズデザイン賞を受賞した。マツダがキッズデザイン賞を受賞するのは、2014年以降、7年連続となる。

▲「MAZDA CX-30」MAZDA3
▲「MAZDA CX-30」MAZDA3

 キッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という3つのデザインミッションを実現するための優れた製品・空間・サービスを選び、広く社会へ伝えることを目的とした顕彰制度だ。

▲子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門  受賞対象:「危険な居眠り・わき見運転を見張るドライバー・モニタリング」
▲子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門  受賞対象:「危険な居眠り・わき見運転を見張るドライバー・モニタリング」

 このたび、受賞対象となった「危険な居眠り・わき見運転を見張るドライバー・モニタリング」は、人間中心の設計思想に基づき、システムの開発が行われた。センターディスプレイ内の赤外線カメラでドライバーの目の動きや顔の向きなどの状態を把握することにより、システムがドライバーの居眠りやわき見を検知。居眠りの前兆である眠気を検知した場合には、ドライバーに警報で注意を促す。

 さらに衝突事故の原因となる眠気やわき見を検知した場合には、衝突被害軽減ブレーキ(スマート・ブレーキ・サポート)の警告タイミングを早めることで危険をいち早くドライバーに伝え、衝突回避・被害軽減の効果を高める。居眠りや、後席の幼い子供に気を取られて思わず行ってしまうわき見など、ドライバーの注意力低下による事故抑制を目指す技術として、「MAZDA3」「MAZDA CX-30」より順次、搭載車種を展開していく。

特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会
http://www.kidsdesign.jp/

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