ブリヂストン、WEBサイトでスタッドレスタイヤの摩耗状況を診断するサービスを開始

 ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンは、AIを用いてウェブサイト上でスタッドレスタイヤの摩耗状況を診断するサービスを2019年9月17日より全国で開始すると発表した。

2019090201_01(UpPhoto)(auto_scale)(Level1)(x3.000000).jpg▲ウェブ画像診断サービス画面(左:タイトル画面、中:タイヤ種選択画面、右:診断結果画面)

 このサービスは、乗用車用タイヤのトレッド面(接地部)をスマートフォンで撮影し、その画像をウェブサイト上で、AIが摩耗状況を診断し結果を表示するもの。これまで既に夏タイヤの診断は実施されていたが、スタッドレスタイヤにおいても摩耗診断が可能になった。

 スタッドレスタイヤは、新品タイヤの溝深さの半分(50%摩耗)までを冬タイヤ用途で使用することができる。ブリヂストンのスタッドレスタイヤにはプラットホームを搭載し、溝深さが半分になったことを目視でわかるように加工されている。 このサービスでは、AIがその溝の深さの目安を基に摩耗状況を診断し、「良好」「注意」「警告」の3つのレベルで示すことができる。

 タイヤ点検サービスを提供する拠点が減少する中、ユーザー自身でお手軽にタイヤの摩耗状況をご確認いただけるサービスとして役にたつはずだ。 またブリヂストンはユーザーが診断結果に基づき気軽にタイヤの相談ができるよう、診断結果の表示後、近くの「タイヤ館」「コクピット」での、タイヤに関する相談のお時間の予約サービスも一部店舗にて提供している。

※1 本サービスは、お客様がスマートフォンで撮影された画像のみで簡易的にAIが診断を行うため、この判定が安全な走行を前提とした継続使用の可否、交換の必要性を、必ずしも保証するものではございません。診断後、タイヤ販売店での点検をお勧め致します。また、本サービスはウェブサイト上のサービスであり随時通信料が発生します。
※2 診断できるタイヤは、乗用車用の夏タイヤ、およびスタッドレスタイヤのみとなっており、オールシーズンタイヤは診断の対象外です。
※3 スタッドレスタイヤは、溝深さが50%に減るとプラットホームが露出します。露出すると冬タイヤとしては使用できなくなります。プラットホームはタイヤサイド部の4ヶ所(90度間隔)に表示された矢印(↑)が示すトレッド(接地)面の溝内にあります。
※4 ウェブサイトから相談予約できる店舗は一部の店舗のみです。

摩耗状況 診断サービス ウェブサイト:

「タイヤ館」版 https://tirecheck.taiyakan.co.jp/
「コクピット」版 https://tirecheck.cockpit.co.jp/
摩耗状況 診断サービス YouTube動画サイト: https://www.youtube.com/watch?v=j2ulNc9fEI8

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