日本グッドイヤーは2024年3月1日より、ウルトラハイパフォーマンススポーツタイヤ「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6(イーグル エフワン アシメトリック シックス)」を発売すると発表した。全19サイズで、価格はオープンとなる。
「EAGLE F1 ASYMMETRIC」シリーズは、環境性能と走行性能を高次元でバランスをとり、最先端のテクノロジーも併せ持つスポーツ系のプレミアムレンジタイヤだ。世界の主要自動車メーカーから高い信頼を得ており、多くのプレミアムサルーンで純正採用されている。
脱炭素社会を見据えて欧州で開発された「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6」は、環境を意識した低燃費性能や耐摩耗性を向上させているだけではなく、長年にわたり数々のモータスポーツで輝かしい実績を残すグッドイヤーがサーキットで培った技術を惜しげもなく注ぎ込み、高次元の走行性能も実現。また、近年市場の成長が著しい電気自動車に求められる「グリップ・ブレーキ性能」、「静粛性能」、「転がり抵抗性能」をすべて備えている。
EAGLE F1 ASYMMETRIC 6の技術として4つが挙げられる。乾いた路面での「グリップ・ブレーキ性能」面では「ドライコンタクトプラステクノロジー」を採用。負荷の変動に対して接地形状を最適化。ステアリング操作やブレーキ時のグリップ力と応答性を高めている。
濡れた路面での「グリップ・ブレーキ性能」面では「ウエットブレーキングテクノロジー」を採用。トレッドゴムの柔軟性を上げる新樹脂配合コンパウンドを使用することで、高いドライ性能を実現しながら、ウエット性能をさらに向上させている。
「静粛性能」面では、「クワイエットトレッドテクノロジー」を採用。リブセンターの横溝を従来品より細かくしたことで共鳴音を低減。また、ショルダー部にチャンファー(面取り)を入れて接地面とのたたき音を緩和している。
「転がり抵抗性能」面では「フューエルセービングテクノロジー」を採用。転がり抵抗改善のため、軽量化に加えて新樹脂配合コンパウンドを使用。さらに、サイドウォールをラウンド形状にして空気の乱流を低減している。