日本のレジェンドジャーナリスト、岡崎宏司氏が、日本車の黄金時代を振り返る。今回は1991年に登場したホンダ・ビート。ビートは本格Kカースポーツの先駆けとして1991年5月にデビュー。初代NSXに続くMRレイアウト第2弾だった。カタログでは「走る面白さを最優先させたクルマ」と表現。パワーユニットは自然吸気ながら「MTREC」と呼ぶ3連スロットルと10.0の高圧縮比で、64ps/8000rpmの高回転/高出力を実現し、切れ味鋭い走りを披露した。遊びゴコロを最優先したスタイリングや、実質的にラゲッジスペースのないパッケージングなど、その割り切りも見事だった。詳しくは本編で。
2021年7月26日
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