小型商用バンのダイハツ・グランマックス カーゴが安全性能を強化

ダイハツがインドネシアで生産し、日本に輸入して販売する小型商用車の「グランマックス カーゴ」をマイナーチェンジ。安全性能の向上を図るとともに、車両価格を改定

　ダイハツは2025年6月16日、小型商用車の「グランマックス カーゴ」を仕様変更し、同日より発売した。

▲ダイハツ・グランマックス カーゴGL（4WD）　価格：5MT235万4000円／4AT244万2000円　全長4065×全幅1665×全高1930mm　ホイールベース2650mm　車重MT1340／AT1350kg　乗車定員2(5)名　最大積載量700kg　WLTCモード燃費MT12.2／AT11.4km/リットル　写真のボディカラーはホワイト

車種展開は以下の通り。

GL・2WD：5MT206万8000円／4AT215万6000円

GL・4WD：5MT235万4000円／4AT244万2000円

▲ダイハツ・グランマックス カーゴGL（2WD）　価格：5MT206万8000円／4AT215万6000円　全長4065×全幅1665×全高1930mm　ホイールベース2650mm　車重MT1270／AT1280kg　乗車定員2(5)名　最大積載量750kg　WLTCモード燃費MT12.6／AT12.0km/リットル　写真のボディカラーはシルバーマイカメタリック

　グランマックス カーゴはダイハツのインドネシアの拠点であるアストラ・ダイハツ・モーターが生産し、日本市場向けに仕立てて輸入・販売する定番の小型商用車だ。2008年2月より日本で販売する現行のトヨタ・タウンエース・バンは、基本コンポーネントを共用するダイハツからのOEM供給車に当たる。

▲後退時車両直後確認装置の採用など法規対応を実施して、安全性をより高める

　今回の変更は、後退時車両直後確認装置の採用など法規対応を実施して、安全性をより向上させたことがトピック。また、原材料価格の高騰や安全装備の拡充などにより、車両価格を4％ほど引き上げている。

▲フラットで広い足もとスペースやインパネセンターシフトを採用して、助手席への移動や乗り降りをスムーズに行えるようにアレンジ。シート表皮はセミファブリック

▲床面地上高は620mmと、重量物もラクに積み込める低床設計を実現

　パワートレインは基本的に従来を踏襲し、2NR-VE型1494cc直列4気筒DOHC16V・Dual DVVTガソリンエンジン（最高出力97ps/6000rpm、最大トルク13.7kg・m/4400rpm）＋5速MT／4速ATを搭載。駆動機構は2WD（後輪駆動）と4WDの選択を可能としている。