Jeepブランド初の電気自動車「アベンジャー」の日本向けティザーサイトがアップデート。正式発表は本年9月26日を予告

StellantisジャパンがJeepモデル初のフルエレクトリックSUV「アベンジャー」のティザーサイトを更新して、一部スペックや装備内容を公表。車種展開は通常モデルの「アルティテュード」のほか、日本導入記念モデルの特別限定車「ローンチエディション」を設定。正式発表は本年9月26日に実施するとアナウンス

 Stellantisジャパンは2024年8月8日、Jeepブランド初の電気自動車「アベンジャー(Avenger)」の日本向けティザーサイトをアップデートした。

▲StellantisジャパンがJeepモデル初のフルエレクトリックSUV「アベンジャー」のティザーサイトをアップデート。日本での正式発表は本年9月26日を予告

▲StellantisジャパンがJeepモデル初のフルエレクトリックSUV「アベンジャー」のティザーサイトをアップデート。日本での正式発表は本年9月26日を予告

 

 今回の更新では、一部スペックや装備内容を公表するとともに、車種展開として通常モデルの「アルティテュード(Altitude)」のほか、日本導入記念モデルの150台限定車「ローンチエディション(Launch Edition)」を設定するとアナウンス。また、正式発表は本年9月26日に実施すると予告している。

▲日本導入記念モデルのアベンジャー「ローンチエディション」を設定。販売台数は150台限定。ボディカラーにはサンメタリック+ブラックペイントルーフを纏う

▲日本導入記念モデルのアベンジャー「ローンチエディション」を設定。販売台数は150台限定。ボディカラーにはサンメタリック+ブラックペイントルーフを纏う

▲通常モデルのアベンジャー「アルティテュード」。足もとには新デザインの17インチアルミホイールを装着。写真のボディカラーはスノーC/C

▲通常モデルのアベンジャー「アルティテュード」。足もとには新デザインの17インチアルミホイールを装着。写真のボディカラーはスノーC/C

 

 新たに公開された内容を含めて、アベンジャーの概要を改めて紹介していこう。

 まずパワートレインは、最高出力115kW(156ps)/最大トルク270Nmを発生するフロントモーターに、総電力量54kWh/総電圧375Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせて前輪を駆動。減速時および制動時に車両の慣性エネルギーを電気エネルギーに変換する回生ブレーキシステムを組み込み、一充電走行距離はWLTCモードで486kmを実現する。充電に関しては、AC普通充電(約5mの200V対応普通充電ケーブル付)とCHAdeMO方式のDC急速充電に対応させた。

▲パワートレインは最高出力115kW(156ps)/最大トルク270Nmを発生するモーターに、総電力量54kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせて前輪を駆動。一充電走行距離はWLTCモードで486kmを実現する

▲パワートレインは最高出力115kW(156ps)/最大トルク270Nmを発生するモーターに、総電力量54kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせて前輪を駆動。一充電走行距離はWLTCモードで486kmを実現する

▲充電に関してはAC普通充電(約5mの200V対応普通充電ケーブル付)とCHAdeMO方式のDC急速充電に対応

▲充電に関してはAC普通充電(約5mの200V対応普通充電ケーブル付)とCHAdeMO方式のDC急速充電に対応

 

 Jeepを名乗るモデルらしく、オフロードにおける高い走行性能を確保したこともトピック。泥や雪、砂地など様々な路面状況に適した6種の走行モードを設定するセレクテレイン(SELECT TERRAIN)システムや、急な下り坂でもスピードを一定に保つヒルディセントコントロール(HILL DESCENT CONTROL)などを装備する。

▲泥や雪、砂地など様々な路面状況に適した6種の走行モードを設定するセレクテレイン(SELECT TERRAIN)システムを採用

▲泥や雪、砂地など様々な路面状況に適した6種の走行モードを設定するセレクテレイン(SELECT TERRAIN)システムを採用

 

 先進安全運転支援システムの拡充を図ったことも訴求点。前走車に追従するアダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)や、歩行者およびサイクリストとの衝突回避をサポートする衝突被害軽減ブレーキ、レーンキーピングアシスト、ドライバーアテンションアラート、ブラインドスポットモニター、トラフィックサインレコグニション、フロント/リア/サイドパーキングセンサーなどを標準で組み込んでいる。

▲先進安全運転支援システムとしてアダプティブクルーズコントロール(写真・上)やフロント/リア/サイドパーキングセンサー(同・下)を装備

▲先進安全運転支援システムとしてアダプティブクルーズコントロール(写真・上)やフロント/リア/サイドパーキングセンサー(同・下)を装備

 

 エクステリアはクラス最高レベルの最低地上高とブレークオーバーアングルおよびアプローチアングルを備えたうえで、精悍かつスタイリッシュなルックスを創出。また、フロントバンパーグリルやガラス、リアゲートの内側パネルなど、様々な場所に遊び心あふれる隠しキャラを装飾する。足もとには新デザインの17インチアルミホイールを組み込んだ。ボディカラーは通常モデルのアルティテュードにスノーC/C、ボルケーノC/C、グラナイトメタリック、サンメタリックの4色を、特別限定車のローンチエディションにサンメタリック+ブラックペイントルーフを採用。ローンチエディションはスタイルパック(パワーサンルーフ+18インチアルミホイール)やイエローダッシュボードも標準で装備する。ボディサイズは全長4105×全幅1775×全高1595mmに設定した。

▲フロントバンパーグリルやガラス、リアゲートの内側パネルなど、様々な場所に遊び心あふれる隠しキャラを配備

▲フロントバンパーグリルやガラス、リアゲートの内側パネルなど、様々な場所に遊び心あふれる隠しキャラを配備

▲アルティテュードはボディカラーに前掲載のスノーC/Cのほか、ボルケーノC/C(写真・上)、グラナイトメタリック(同・中)、サンメタリック(同・下)を設定

▲アルティテュードはボディカラーに前掲載のスノーC/Cのほか、ボルケーノC/C(写真・上)、グラナイトメタリック(同・中)、サンメタリック(同・下)を設定

▲ローンチエディションはサンメタリック+ブラックペイントルーフのボディカラーにスタイルパック(パワーサンルーフ+18インチアルミホイール)を特別装備

▲ローンチエディションはサンメタリック+ブラックペイントルーフのボディカラーにスタイルパック(パワーサンルーフ+18インチアルミホイール)を特別装備

 

 インテリアについては、モダンで上質なデザインを採用しつつ、コンパクトでありながら広々とした室内空間と、355リットルの容量を確保した荷室スペースを実現。また、機能装備にはApple CarPlay/Android Auto対応の10.25インチタッチパネルモニター付Uconnectなど最新のテクノロジーを採用したアイテムを鋭意導入している。

▲インテリアはモダンで上質なデザインを採用しつつ、コンパクトでありながら広々とした室内空間を実現。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲インテリアはモダンで上質なデザインを採用しつつ、コンパクトでありながら広々とした室内空間を実現。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲Apple CarPlay/Android Auto対応の10.25インチタッチパネルモニター付Uconnectを装備

▲Apple CarPlay/Android Auto対応の10.25インチタッチパネルモニター付Uconnectを装備

▲荷室スペースは後席使用時で355リットルの容量を確保。後席には分割可倒機構を配備

▲荷室スペースは後席使用時で355リットルの容量を確保。後席には分割可倒機構を配備

 

SNSでフォローする