ハイブリッドモデルに進化した新型ベントレー・コンチネンタルGTが本年6月にワールドプレミア

ベントレーが第4世代となる新型コンチネンタルGTを本年6月に世界初披露すると発表。パワートレインには“ウルトラパフォーマンスハイブリッド”と称するV8エンジン+モーターを搭載。システム総出力は782ps/1000Nmを発生し、80kmのEV走行が可能

 英国ベントレーは2024年5月16日(現地時間)、新型コンチネンタルGTを本年6月に世界初披露すると発表した。

▲ベントレーが第4世代となる新型コンチネンタルGTを本年6月に世界初披露すると予告

▲ベントレーが第4世代となる新型コンチネンタルGTを本年6月に世界初披露すると予告。合わせてカモフラージュした新型コンチネンタルGTのテスト走行の画像を公開

 

 ラグジュアリーグランドツアラーのコンチネンタルGTは、フォルクスワーゲン・グループ傘下に入ったベントレーの再生の象徴として2002年開催のパリサロンでデビュー。流麗で存在感あふれるクーペスタイルに、贅を尽くしたインテリア、そして6リットルW12エンジンによる強力なパフォーマンスによって大人気を博し、それまで1000台前後で推移していたベントレーの年間販売台数は、以後に発売された新型モデルを含めて1万台以上に増加した。そして、2011年には第2世代に移行し、2012年には4リットルV8エンジン搭載車を追加。2018年には第3世代にフルモデルチェンジし、世界市場におけるラグジュアリーグランドツアラーとしての地位を確固たるものとしていった。

▲新型コンチネンタルGTはパワートレインに“ウルトラパフォーマンスハイブリッドと称するV8エンジン+モーターを搭載。システム最高出力は782ps、最大トルクは1000Nmを発生する。モーターのみでのEV走行は欧州WLTPモードで80kmを実現

▲新型コンチネンタルGTはパワートレインに“ウルトラパフォーマンスハイブリッドと称するV8エンジン+モーターを搭載。システム最高出力は782ps、最大トルクは1000Nmを発生する。モーターのみでのEV走行は欧州WLTPモードで80kmを実現

 第4世代となる新型コンチネンタルGTは、パワートレインに“ウルトラパフォーマンスハイブリッド(Ultra Performance Hybrid)”を謳う新設計のV8エンジン+電気モーターを搭載。システム最高出力は782ps、最大トルクは1000Nmを発生する。また、モーターのみでのEV走行は欧州WLTPモードで80kmを実現。CO2発生量も同モードで50g/km以下を成し遂げた。一方、駆動系に関してはトルクベクタリング機能付きアクティブAWDおよび電子制御LSDを採用。基本骨格には新しい専用プラットフォームを導入し、シャシーには48Vアクティブアンチロールコントロールや新設計のデュアルバルブダンパー、AWSなどを採用している。

 

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