マセラティの4シーターオープンカー「グランカブリオ」が復活! トップには新設計の電動開閉式ソフトトップを配備

マセラティが美しさと機能性の理想的なバランスを具現化した新世代のグラントゥーリズモのオープントップモデルとなる新型グランカブリオを発表。トップには14秒で開閉が可能な新設計の電動開閉式ソフトトップを採用。パワートレインには最高出力542hpを発生する「トロフェオ」ラインの3リットルV6ネットゥーノツインターボエンジンを搭載。電気自動車の「フォルゴーレ」ラインも本年後半にラインアップする予定

 伊マセラティは2024年2月29日(現地時間)、新世代4シーターオープンカーの新型グランカブリオ(GranCabrio)を発表した。

▲マセラティが美しさと機能性の理想的なバランスを具現化した新世代のオープントップモデルとなる新型グランカブリオを発表

▲マセラティが美しさと機能性の理想的なバランスを具現化した新世代のオープントップモデルとなる新型グランカブリオを発表

 

“The Others Just Travel(人生を彩る快適な旅)”をコンセプトに据えて企画した4シータークーペの新型グラントゥーリズモのオープントップバージョンとなる新型グランカブリオは、コクピットまわりを入念に強化したうえで、新設計の電動開閉式ソフトトップを装備。開閉はインストルメントパネル中央に配したタッチスクリーンによって操作でき、時速50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能。開閉時間は14秒ほどでこなす。また、トップ格納時の表面はコクピット周囲と統一感を持ってアレンジし、合わせて後席シートバックやラゲッジ部への干渉を最小限に抑えて、4名の乗員のための十分なスペースを確保。ソフトトップ自体は、5色のカラーバリエーションを設定する。ちなみに、グランカブリオの開発は先にデビューしたグラントゥーリズモと並行して行われたという。

▲コクピットまわりを入念に強化したうえで、新設計の電動開閉式ソフトトップを装備。時速50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能。開閉時間は14秒ほどでこなす

▲コクピットまわりを入念に強化したうえで、新設計の電動開閉式ソフトトップを装備。時速50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能。開閉時間は14秒ほどでこなす

▲トップ格納時の表面はコクピット周囲と統一感を持ってアレンジ。合わせて後席シートバックやラゲッジ部への干渉を最小限に抑えて、4名の乗員のための十分なスペースを確保する

▲トップ格納時の表面はコクピット周囲と統一感を持ってアレンジ。合わせて後席シートバックやラゲッジ部への干渉を最小限に抑えて、4名の乗員のための十分なスペースを確保する

▲トランクゲート右に“GranCabrio”エンブレムを装着

▲トランクゲート右に“GranCabrio”エンブレムを装着

 

 インテリアについては、マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)のマルチメディアシステムや最新のインフォテインメントシステム、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォートディスプレイ、アナログディスプレイのデジタルクロックなど、グラントゥーリズモと共通の先進装備を採用したうえで、ドライバーとパッセンジャーの首まわりを温める、3段階で温度調整が可能なネックウォーマーや、後部からの風の巻き込みを抑えるディフレクターなどを標準装備。また、オプションとして2名乗車時に使用できる折り畳み式のウインドストッパーを用意している。

▲マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)のマルチメディアシステムや最新のインフォテインメントシステム、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォートディスプレイを採用。ドライバーとパッセンジャーの首まわりを温めるネックウォーマーも装備

▲マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)のマルチメディアシステムや最新のインフォテインメントシステム、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォートディスプレイを採用。ドライバーとパッセンジャーの首まわりを温めるネックウォーマーも装備

▲助手席側ダッシュボード右端に“GranCabrio”エンブレムを配備

▲助手席側ダッシュボード右端に“GranCabrio”エンブレムを配備

▲インパネのセンター上部にアナログ表示のデジタルクロックを装着

▲インパネのセンター上部にアナログ表示のデジタルクロックを装着

▲後席には2名が乗車できる独立タイプのシートを設定

▲後席には2名が乗車できる独立タイプのシートを設定

 

 パワートレインに関しては、最高出力542hpを発生する「トロフェオ(Trofeo)」ラインの3リットルV6ネットゥーノツインターボエンジンを搭載。トランスミッションには電子制御式8速ATを組み合わせて、後輪を駆動する。また、フォーミュラEで培った最先端の技術で開発された800ボルト技術をベースに、強力な永久磁石モーターを3基配して4輪を駆動する電気自動車の「フォルゴーレ(Folgore)」ラインも、本年後半に設定する予定だ。

▲パワートレインには最高出力542hpを発生する「トロフェオ」ラインの3リットルV6ネットゥーノツインターボエンジンを搭載

▲パワートレインには最高出力542hpを発生する「トロフェオ」ラインの3リットルV6ネットゥーノツインターボエンジンを搭載

 

 なお、新型グランカブリオは日本にも導入予定。詳細は後日アナウンスするという。

 

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