【魅力あるクルマのルーツ/復刻版カタログ】ワイルドにして優雅。ラグジュアリーSUVの原点、初代トヨタ・ハリアーの肖像

 

ハリアー011997年トヨタ・ハリアー(MCU10W/15W型)

 レクサスの主力として世界中で高い人気を誇るRXのルーツ、初代トヨタ・ハリアー(MCU10W/15W型)の復刻版カタログ。1997年12月に登場した初代ハリアーは、「高級サルーンの快適性能とSUVの機能性」を融合したパイオニア。現在、世界的に高い人気を誇るラグジュアリーSUVは、ハリアーが原点であり、多くのメーカーに影響を与えた。ちなみにハリアーの名称は日本専用。海外では当初からレクサスRXを名乗った(国内向けハリアーは、現在はレクサスRXとは別モデルに進化)。

 カタログでは「大人のオールラウンド・クルージングが始まります」と語りかけ、「WILD but FORMAL」「都市と自然を颯爽と駆け抜ける」「近ごろのラグジュアリーはオールラウンドです」「路面を選ばず、天候を問わずドライバーの意思に忠実な走り」「ファーストクラスの寛ぎとトップクラスのユーティリティ」など、ハリアーの魅力を数々のキャッチとともに説明した。

 初代ハリアーの基本ラインアップは標準/Sパッケージ/Gパッケージの3グレード。それぞれにFFと4WDが設定され、パワーユニットは3リッターV6(220ps)と2.2リッター直4(140ps)が選べた。トランスミッションは全車4速AT。ボディサイズは全長×全幅×全高4575×1815×1665mm。写真のカタログは1997年12月版(原寸297×245mm/30㌻編集)

※資料提供/ブックガレージ

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ハリアー表紙

ハリアー

 

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