ゴードンミラーが提案する移動オフィス兼アウトドア満喫モデル

キャラバンをベースにゴードンミラーの世界観を投影して完成

 オートバックスが展開するアウトドアブランド、ゴードンミラーはオリジナルのカスタムモデル、GMLVAN・G-01を発売した。日産キャラバンをベースに内外装をカスタマイズ。ゴードンミラー・ブランドの世界観を反映した1台で、価格は1870万円。乗車定員は4名、ナンバープレートの分類は1になる。駆動方式は4WD。

 ベースモデルは日産キャラバン・バンDXスーパーロングボディ・ワイド・ハイルーフ(低床フロア)。エンジンは2.5リッターのガソリン(147ps/213Nm)を搭載する。ベース車両のボディサイズは全長×全幅×全高5230×1880×2285mm。GMLVAN・G-01は全長×全幅×全高5230×1910×2260mmである。

 エクステリアはフロント回り(ボンネット/バンパー/グリル/ヘッドライト/フェンダー)がオリジナルデザイン。リアは専用デザインのテールランプとリアバンパーカバーをあしらっている。ボディサイドはオリジナルデザインのベイウィンドウを装備し、アクリル製窓には網戸とシェードが用意されている。

 インテリアはこのクルマのハイライト。キャンプのベース基地として活用できるほか、移動型オフィスとしても活用でき、6~7名が会議に参加できるよう配慮されている。

 車内からリモート会議に参加した経験をお持ちの方は多いだろうが、気になるのは電源の確保である。スマホやPCの充電は車内のソケットから対応できるとしても、大人数で会議を開くとなれば冷房や電子機器に安定して電力を供給する必要がある。移動型オフィスで、エンジンをかけたままにしておいては経済性・環境性の点で疑問符がつく。その点、GMLVAN・G-01は「家庭用の6畳向けクーラーを11時間動かせる」大型リチウムバッテリーを搭載。ドライヤーや電子レンジなど1500Wまで家電が使える。このバッテリーは走行中に充電できるようになっている。

 ベンチタイプのシートがベッドになるため、車中泊が可能。シートにクッションが付いているので、就寝用のマットレスなどを用意しなくてもOKだという。

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