【最新モデル試乗】舞台はフィンランドの氷結路。アウディRS4で豪快な「450psドリフト」を堪能!

アウディRS4アバント 価格:8SAT 1299万円 試乗記

アウディ氷上top

アウディRS4アバント。「アイス・エクスペリエンス」はフィンランドの北極圏に位置するムオニオン湖で開催。大小さまざまなコースでRS4のドライビングを満喫した

アウディの潜在能力を知るイベントに参加

 アウディが主催するアウディ・ドライビング・エクスペリエンス。国内でもe-tronツアーやハイパフォーマンス・ドライバー・トレーニングが展開されている。1983年にドイツで始まった本国のプログラムはさらに充実していて、サーキット走行やアルプス・ツアーなどバラエティ豊富。中でもとくに人気が高いアイス・エクスペリエンスに参加した。氷上で最新のアウディRS4アヴァントをドライブしてきたので、その模様をご紹介しよう。

氷上並び

 会場はフィンランドの北極圏に位置するムオニオン湖。全長2kmはあろうかという広大な氷結湖に大小さまざまなコースを用意し、ここでアイスドライビングのテクニックを磨くプログラムである。このイベントは全世界のアウディ・オーナーやファンにむけて実施されており、今回は日本から5名のアウディ・オーナーが参加。私もそこに帯同する形でイベントを体験した。

 2日間半のプログラムは座学から始まる。およそ40分の間にフリクションサークルや荷重移動を簡潔に説明するその手際のよさに驚かされた。座学が終わると、ただちにコースに移動して実技がスタート。ここでも形式的なプログラムはすべてすっ飛ばして、いきなりオーバルコースでドリフトの練習をするスピーディな展開。今回はひとつのコースをふたつに分割して、前半でアクセルオンによるパワースライド、後半で荷重移動によるブレーキングドリフトと、2種の異なるテクニックを学んだ。

「これまでドリフトなんかしたことがない自分に、そんなこと、いきなりできるはずがない」と思われるかもしれないが、実は、今回の参加者のうちのおひとりは「ほとんど運転経験がない」方だった。それでも30分ほど練習しているうちに見事にドリフトをコントロールできるようになった。

氷上走り

 とにかくスピーディに、そして効率的にアイスドライビングを習得できるのが、アウディ・ドライビング・エクスペリエンスの最大の特徴。しかも、コースは広々としていて安全。くわえて走行時間がたっぷりと用意されているのが印象的だった。

 一方、氷上で操るRS4アバントは、ドライバーの繊細なドライビングに的確に応えるバランスのよさを備えている。しかも必要とあれば450psの大パワーが瞬時に炸裂。クワトロが4輪を介して路面に伝える優れたトラクション性能が味わえる。軽度のオーバーステアであれば順目にステアリングを切っていられるスタビリティの高さも、いかにもアウディらしいと感じさせる点だった。

RS4エンジン

RS4室内

 アウディ本社が欧州で開催するドライビング・エクスペリエンスは、世界各国からの参加希望が多く、日本からの予約が難しいほどの人気プログラム。今後の予定はアウディ・ジャパンのホームページに掲載されるので、参加希望の方はチェックされてはいかがだろう? これまでになかったドライビング体験が待っているはずだ。

RS4タイヤ

RS4グリーン

アウディRS4アバント主要諸元

RS4イメージ

グレード=RS4アバント
価格=8SAT 1299万円
全長×全幅×全高=4780×1865×1435mm
ホイールベース=2825mm
トレッド=フロント:1605/リア:1595mm
車重=1810kg
エンジン=2893cc・V6DOHC24Vターボ(プレミアム仕様)
最高出力=331kW(450ps)/5700〜6700rpm
最大トルク=600Nm(61.2kgm)/2000〜5000rpm
WLTCモード燃費=9.7km/リッター(燃料タンク容量58リッター)
(市街地/郊外/高速道路:6.7/9.9/11.8 km/リッター)
サスペンション=前後ウィッシュボーン
ブレーキ=前後ディスク
タイヤ&ホイール=275/30R20+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.5m

 

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