新型ホンダ・シビック・タイプRのプロトタイプが鈴鹿サーキットに見参!

ホンダが新型シビック・タイプRの新画像を公開。鈴鹿サーキットでの走行風景とパドックのカットから、開発の進展が窺える

 米国ホンダ(American Honda Motor)は2021年12月13日(現地時間)、新型シビックの高性能バージョンであるタイプRの新しい画像を公開した。

▲新型ホンダ・シビック・タイプRのプロトタイプ。ローCGパッケージを採用する既存の4ドアハッチバックボディを基調に、ブリスタータイプのオーバーフェンダーを配してトレッドを拡大する
▲新型ホンダ・シビック・タイプRのプロトタイプ。ローCGパッケージを採用する既存の4ドアハッチバックボディを基調に、ブリスタータイプのオーバーフェンダーを配してトレッドを拡大する

 本年10月に披露されたプロトタイプと同様、歴代シビック・タイプRのイラストや“R”のロゴを入れてカモフラージュした新型シビック・タイプRのテスト車が持ち込まれたのは、ホンダのスポーツモデルにとって試験走行の聖地といえる三重県の鈴鹿サーキット。公開された画像は、同サーキットでの走行シーンやパドックにおける準備風景などで構成される。

▲鈴鹿サーキットでの走行風景。従来モデルはFF車最速となる2分23秒993のラップタイムを記録しているので、これを超えることが目標になると予想される
▲鈴鹿サーキットでの走行風景。従来モデルはFF車最速となる2分23秒993のラップタイムを記録しているので、これを超えることが目標になると予想される

 テスト車を観察すると、逆L字型のデイランプを配したLEDヘッドライトやメッシュタイプのグリル、ダクト部を拡大したうえで空力性能を高めたバンパー、ブリスタータイプのオーバーフェンダー、独立タイプのステーを配した新造形のリアウィング、横長のC字を描くLEDリアコンビネーションランプ、ディフューザー内に組み込んだ3本出しのエキゾーストエンドなどが確認できる。いかにも軽量そうなブラック塗装のアルミホイールも印象的だ。また、画像では従来型のシビック・タイプRと居並ぶカットもあることから、比較テストなども実施したかもしれない。

▲逆L字型のデイランプを配したLEDヘッドライトやメッシュタイプのグリル、ダクト部を拡大したうえで空力性能を高めたバンパーなどを配備
▲逆L字型のデイランプを配したLEDヘッドライトやメッシュタイプのグリル、ダクト部を拡大したうえで空力性能を高めたバンパーなどを配備
▲独立タイプのステーを配した新造形のリアウィングや横長のC字を描くLEDリアコンビネーションランプなどを採用
▲独立タイプのステーを配した新造形のリアウィングや横長のC字を描くLEDリアコンビネーションランプなどを採用
▲パドック内で従来型のシビック・タイプRと居並ぶカット。新旧の比較テストなども実施したかもしれない
▲パドック内で従来型のシビック・タイプRと居並ぶカット。新旧の比較テストなども実施したかもしれない

 なお、新型シビック・タイプRの発売は2022年を予定。同時期に“e:HEV”のハイブリッドモデルも登場する予定である。

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