ルノー・メガーヌR.S.シリーズが商品改良。高性能な走りにいっそうの磨きをかける!

バージョンアップを果たしたルノー・メガーヌR.S./メガーヌR.S.トロフィーが日本デビュー。メガーヌR.S.は300psエンジンを、メガーヌR.S.トロフィーはMTモデルにローンチコントロールを新採用。先進運転支援システムも拡充

 ルノー・ジャポンは2021年1月28日、量産FF車最速の記録を塗りかえてきたDNAを受け継ぐメガーヌ・ルノー・スポール(メガーヌR.S.)/メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー(メガーヌR.S.トロフィー)を商品改良し、3月4日に発売すると発表した。

車両価格は以下の通り。
メガーヌ・ルノー・スポール:464万円
メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーMT:494万円
メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィーEDC:504万円

▲ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール 価格:6EDC(電子制御6速AT)464万円 全長4410×全幅1875×全高1465mm ホイールベース2670mm トレッド前1620×後1600mm 車重1480kg 乗車定員5名 ルーフ後部にシャークアンテナを装着したため、全高は従来より30mmほど高くなる
▲ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール 価格:6EDC(電子制御6速AT)464万円 全長4410×全幅1875×全高1465mm ホイールベース2670mm トレッド前1620×後1600mm 車重1480kg 乗車定員5名 ルーフ後部にシャークアンテナを装着したため、全高は従来より30mmほど高くなる

 今回の改良は、パフォーマンスのさらなる向上や内外装の一部仕様変更、先進運転支援システムおよび機能装備の拡充などがメインメニューだ。

 まずパフォーマンス面では、メガーヌR.S.にメガーヌR.S.トロフィーEDCと同ユニットで、最高出力300ps/6000rpm、最大トルク420Nm/3200rpmを発生するM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジンを新採用したことがトピック。また、排気システムには任意のエンジンサウンドを選択できるアクティブバルブ付スポーツエキゾーストを組み込む。さらに、滑りにくくかつ耐久性に優れるナパレザー/アルカンタラ巻きステアリングを装備して走りの質を高めた。

▲メガーヌR.S.にメガーヌR.S.トロフィーEDCと同ユニットのM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン(300ps/420Nm)を新搭載。アクティブバルブ付スポーツエキゾーストも装備する
▲メガーヌR.S.にメガーヌR.S.トロフィーEDCと同ユニットのM5P型1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン(300ps/420Nm)を新搭載。アクティブバルブ付スポーツエキゾーストも装備する
▲メガーヌR.S.にナパレザー/アルカンタラ巻きステアリングを新採用。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲メガーヌR.S.にナパレザー/アルカンタラ巻きステアリングを新採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

 一方でメガーヌR.S.トロフィーでは、従来EDCモデルのみに設定していたローンチコントロールを、6MTモデルにも新設定。停車状態から最大の加速力で発進できるようにアレンジする。また、メガーヌR.S.トロフィーとメガーヌR.S.ともに走行モードをより細かく設定できるルノー・マルチセンスを組み込み、4コントロールを始めとする運転モードを、これまで以上に緻密にカスタマイズすることを可能とした。

▲ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー 価格:6EDC504万円/6MT494万円 全長4410×全幅1875×全高1465mm ホイールベース2670mm トレッド前1620×後1600mm 車重EDC1480kg/MT1460kg 乗車定員5名
▲ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール・トロフィー 価格:6EDC504万円/6MT494万円 全長4410×全幅1875×全高1465mm ホイールベース2670mm トレッド前1620×後1600mm 車重EDC1480kg/MT1460kg 乗車定員5名
▲従来EDCモデルのみに設定していたローンチコントロールを6MTモデルにも導入
▲従来EDCモデルのみに設定していたローンチコントロールを6MTモデルにも導入
▲メガーヌR.S.トロフィーとメガーヌR.S.ともに走行モードをより細かく設定できるルノー・マルチセンスを組み込む
▲メガーヌR.S.トロフィーとメガーヌR.S.ともに走行モードをより細かく設定できるルノー・マルチセンスを組み込む

 外装については、LEDヘッドランプおよびリアLEDランプ、フロントR.S.ロゴの意匠を変更したほか、被視認性を高めるリアシーケンシャルウインカーを新装備。ルーフ後部には、シャークアンテナを装着した。

▲LEDヘッドランプおよびリアLEDランプ、フロントR.S.ロゴの意匠を変更。リアシーケンシャルウインカーも新たに装備する
▲LEDヘッドランプおよびリアLEDランプ、フロントR.S.ロゴの意匠を変更。リアシーケンシャルウインカーも新たに装備する

 先進運転支援システムに関しては、アダプティブクルーズコントロール(EDCはストップ&ゴー機能付)や歩行者検知機能付アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)、トラフィックサインレコグニション(交通標識認識)を新たに採用。また、機能面ではオートホールド機能(電動パーキングブレーキのみ)やEASY LINK(イージーリンク)、後席用USBポート(2個)、ダイヤル式エアコンコントロール、ウェルカムランプ(ドアハンドル)などを新設定した。

▲アダプティブクルーズコントロール(EDCはストップ&ゴー機能付)や歩行者検知機能付アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)を新たに採用する
▲アダプティブクルーズコントロール(EDCはストップ&ゴー機能付)や歩行者検知機能付アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)を新たに採用する
▲エンジン停止の際は自動でパーキングブレーキを掛けるオートホールド機能(電動パーキングブレーキのみ)を新採用
▲エンジン停止の際は自動でパーキングブレーキを掛けるオートホールド機能(電動パーキングブレーキのみ)を新採用
▲ミラーリング機能を介してスマートフォンに保存されたマップや電話帳、音楽などにアクセスできるEASY LINK(イージーリンク)を新装備
▲ミラーリング機能を介してスマートフォンに保存されたマップや電話帳、音楽などにアクセスできるEASY LINK(イージーリンク)を新装備
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