フォルクスワーゲン・ティグアンの4輪駆動モデルが待望の日本デビュー

フォルクワーゲンの人気SUVのティグアンに4輪駆動モデルの「TSI 4モーション」を追加設定。パワーユニットには190ps／320Nmを発生する最新世代の2.0TSIエンジンを搭載

　フォルクスワーゲン ジャパンは2022年9月21日、人気SUVのティグアンに4輪駆動モデルの「TSI 4モーション（TSI 4MOTION）」を追加設定し、同日より予約受注を開始した。ユーザーへの納車は本年11月からを予定する。

▲フォルクスワーゲン・ティグアンTSI 4モーション Rライン　価格：7DCT581万6000円　全長4520×全幅1860×全高1675mm　ホイールベース2675mm　車重1720kg　乗車定員5名　WLTCモード燃費12.8km/リットル　写真のボディカラーはナイトシェードブルーメタリック

車種展開は以下の通り。

TSI 4モーション アクティブ：479万2000円

TSI 4モーション アクティブ・アドバンス：518万8000円

TSI 4モーション Rライン：581万6000円

▲フォルクスワーゲン・ティグアンTSI 4モーション アクティブ・アドバンス　価格：7DCT518万8000円　全長4515×全幅1840×全高1675mm　ホイールベース2675mm　車重1660kg　乗車定員5名　WLTCモード燃費12.8km/リットル　写真のボディカラーはピュアホワイト

　今回設定されたTSI 4モーションは、パワーユニットに最新世代2.0TSIの1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力は190ps/4200～6000rpm、最大トルクは320Nm/1500～4100rpmを発生し、燃費性能を向上させるBlueMotion Technology（Start／Stopシステム、ブレーキエネルギー回生システム）を組み込む。トランスミッションには専用セッティングの7速DSGを組み合わせ、駆動システムには前後輪だけではなく左右の後輪間でも最適なトルク配分を行う4輪駆動システムの「4モーション」を採用。また、走行状況に合わせて様々な電子制御システムを最適に制御する「4モーション アクティブコントロール」を組み込み、ドライブモードとしてコンフォート（アダプティブシャシーコントロール“DCC”装着車で選択可）／スポーツ／レース／カスタムが選べるオンロードモード、未舗装路や滑りやすい路面などの悪路走行に適したオフロードモード、オフロードモードの一部機能を任意にON／OFFできるオフロードカスタムモード、氷雪路の走行でトラクション性能を向上させるスノーモードを設定した。

▲パワーユニットには最新世代2.0TSIの1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力は190ps/4200～6000rpm、最大トルクは320Nm/1500～4100rpmを発生する

▲駆動システムには前後輪だけではなく左右の後輪間でも最適なトルク配分を行う4輪駆動駆動システムの「4モーション」を採用

▲ドライブモードとしてオンロードモード／オフロードモード／オフロードカスタムモード／スノーモードが選択できる「4モーション アクティブコントロール」を設定

　外装に関しては既存の2WD（FF）と同様、VWエンブレムと横バーを組み合わせたグリルとLEDマトリックスヘッドライトを配備した精悍かつ存在感あふれるフロントマスクや、台形フォルムのなかに印象的な造形のLEDコンビネーションランプを組み込んだリアビューなどを採用。専用アイテムとして、“4MOTION”エンブレムなどを装着する。また、Rラインにはスポーティな専用エクステリアを装備した。一方、シューズはアクティブおよびアクティブ・アドバンスに7J×17アルミホイール（5ダブルスポーク）＋215/65R17タイヤを、Rラインに8.5J×19アルミホイール（5ダブルスポーク）＋255/45R19モビリティタイヤを装着。Rラインにはオプションとして8.5J×20アルミホイール（5ダブルスポーク）＋255/40 R20モビリティタイヤを設定する。ボディカラーはナイトシェードブルーメタリック／ドルフィングレーメタリック／ピュアホワイト／ディープブラックパールエフェクト／オリックスホワイトマザーオブパールエフェクトという5色をラインアップした。

▲専用アイテムとして“4MOTION”エンブレムを装着

▲アクティブおよびアクティブ・アドバンスには7J×17アルミホイール（5ダブルスポーク）＋215/65R17タイヤを装着

▲Rラインには8.5J×19アルミホイール（5ダブルスポーク）＋255/45R19モビリティタイヤを装着

▲Rラインにオプションとして8.5J×20アルミホイール（5ダブルスポーク）＋255/40 R20モビリティタイヤを設定

　内包するインテリアも既存の2WD（FF）と同様、デジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”やデジタル化されたエアコンディショナーコントロールなどを装備する。さらに、インフォテインメントシステムにはオンラインコネクティビティ機能を備えた最新世代の“Discover Pro”を採用。“Appコネクト・ワイヤレス”を介したアプリのワイヤレス統合機能も利用可能とした。一方、シート表皮はアクティブおよびアクティブ・アドバンスにアンスラサイト／チタンブラックを、Rラインに専用のグレー／チタンブラック／フリントグレーを採用。また、Rラインにはオプションとしてレザーシートパッケージ（専用チタンブラック／レザー表皮シート、電動格納式リモコンドアミラー、運転席・助手席パワーシート＆パワーランバーサポート）や、ラグジュアリーパッケージ（電動パノラマスライディングルーフ、プレミアムサウンドシステム“Harman Kardon”）などを用意した。

▲内装にはデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”やデジタル化されたエアコンディショナーコントロールなどを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲インフォテインメントシステムにはオンラインコネクティビティ機能を備えた最新世代の“Discover Pro”を設定

▲アクティブおよびアクティブ・アドバンスにはアンスラサイト／チタンブラックのシート表皮を採用

▲Rラインには専用のグレー／チタンブラック／フリントグレーのシート表皮を採用

▲Rラインにオプションとしてレザーシートパッケージ（専用チタンブラック／レザー表皮シートなど）を用意

　ドライバーアシストシステムも充実しており、時速210km/hまでドライバーをサポートする“Travel Assist”や全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール“ACC”を全車に標準装備したほか、緊急時停車支援システムの“Emergency Assist”やLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”およびLEDダイナミックターンシグナルなどを設定。最高レベルの安全性能を実現している。