ダイハツは東京オートサロン2026で新ブランドメッセージ“ダイハツメイ”を体現したカスタマイズカーとモータースポーツ車両を出展

ダイハツが東京オートサロン2026における出展概要を発表。“わたしにダイハツメイ。小さいからこそできること。小さいことからひとつずつ。”というコミュニケーションワードのもと、クルマ好きが「わたしにぴったり」「暮らしがおもろくなりそう」と思える“ダイハツメイ”を体現したカスタマイズカーとモータースポーツ車両を展示すると予告

 ダイハツは2025年12月16日、2026年1月9日~11日に幕張メッセで開催される東京オートサロン2026での出展概要を発表した。

▲ダイハツは東京オートサロン2026において、トヨタグループ一丸となって盛り上げるべく、TOYOTA GAZOO Racingと共に幕張メッセの北ホールにてブースを構える

▲ダイハツは東京オートサロン2026において、トヨタグループ一丸となって盛り上げるべく、TOYOTA GAZOO Racingと共に幕張メッセの北ホールにてブースを構える

 ダイハツは今回のショーにおいて、“わたしにダイハツメイ。小さいからこそできること。小さいことからひとつずつ。”というコミュニケーションワードのもと、クルマ好きが「わたしにぴったり」「暮らしがおもろくなりそう」と思える“ダイハツメイ”を体現したカスタマイズカーやモータースポーツ車両を出展する。

 カスタマイズカーについては、わくわく・おどろきを詰め込んだ軽商用車を2台、ドレスアップの方向性を示唆する軽乗用車3台を披露する。まず、「世代を超えて、人の輪を繋いで笑顔に。暮らしをおもろく、お客様を元気にしたい」との想いを込めて製作したカスタマイズカーの「ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)」。現行ハイゼットトラックの多目的ダンプをベースとする同車は、往年のトラック野郎の愛車“デコトラ”を彷彿とさせるスタイリングを纏ったうえで、荷台には歴代ハイゼットをモチーフにしたパネルを設置し、持ち上げると輪投げの的になる仕様にアレンジ。加えて、手書きの吸入ガス発動機やミゼットのイラストを配してダイハツの歴史を表現する。また、オリジナルフロントバイザーには創業以来大切にしてきた想い「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」をあしらったデザインを採用。オリジナルシートデッキキャリアには、光るダイハツロゴも装備する。さらに、内装には歴代ハイゼットに加え、ダイハツやハイゼットにゆかりのある大阪府池田市の花「さつきつつじ」、動物「ウォンバット」、大分県中津市の花「さつき」をモチーフにしたデザインを採用した。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1835mmに設定している。

▲新ブランドメッセージ“ダイハツメイ”を体現したカスタマイズカーやモータースポーツ車両を出展予定。写真は「世代を超えて、人の輪を繋いで笑顔に。暮らしをおもろく、お客様を元気にしたい」との想いを込めて製作したカスタマイズカーの「ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)」

▲新ブランドメッセージ“ダイハツメイ”を体現したカスタマイズカーやモータースポーツ車両を出展予定。写真は「世代を超えて、人の輪を繋いで笑顔に。暮らしをおもろく、お客様を元気にしたい」との想いを込めて製作したカスタマイズカーの「ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)」

 次に、荷室拡張機能によってアウトドアシーンを楽しいものにする、軽トラックの可能性を広げたカスタマイズカーの第3世代に位置する「ハイゼット トラック パネルバン EXTEND3」。ベース車は現行のハイゼットトラックで、荷台に拡張機能を内蔵した特別な荷室を装備する。停車中は荷室をスライドしてフロアの延長ができるため、休憩など様々な使用シーンでの利便性が向上。また、荷台下にオリジナルサイドパネルを装着して、荷物の積載量を増加させた。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1940mmに設定している。

▲荷室拡張機能によってアウトドアシーンを楽しいものにする、軽トラックの可能性を広げたカスタマイズカーの第3世代「ハイゼット トラック パネルバン EXTEND3」を出展

▲荷室拡張機能によってアウトドアシーンを楽しいものにする、軽トラックの可能性を広げたカスタマイズカーの第3世代「ハイゼット トラック パネルバン EXTEND3」を出展

 3台目はダークトーンにこだわった内外装で落ち着いた大人のかっこよさを追求したドレスアップカーの「ムーヴ クロメキ」。ベース車は現行のムーヴで、ボディカラーや内装にマットグレーを採用し、加えてインテリアにはスウェード調素材を配することで、質感の高いダークトーンの内外装を創出。また、光るフロントグリルとリアガーニッシュによって鮮やかで洗練されたルックスを具現化する。さらに、フロントバンパーガーニッシュやフロントロアスカートなど、ダイハツ純正用品も採用してスタイリッシュに仕上げた。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1655mmに設定している。

▲ダークトーンにこだわった内外装で落ち着いた大人のかっこよさを追求したドレスアップカーの「ムーヴ クロメキ」

▲ダークトーンにこだわった内外装で落ち着いた大人のかっこよさを追求したドレスアップカーの「ムーヴ クロメキ」

 4台目は、「今日の服装」のテーマ“気軽なお出かけ”をカジュアルな内外装で表現したドレスアップカーの「ムーヴ #ootd(オーオーティーディー)」。ootdは「Outfit Of The Day」の略で、“今日の服装”や“今日のコーディネート”を意味。主にInstagramやX(旧Twitter)などのSNSで、ハッシュタグ「#ootd」を付けて投稿し、自身のファッションを紹介する際に使われる用語だ。ショーカーは現行のムーヴをベースに、オリジナルフロントグリルやデニム調のインテリアを配して、気軽なお出かけ感を演出。ボディカラーには、カジュアル感を追求したオリジナルブルーとホワイトの2トーンカラーを纏う。また、カップホルダーパネルやセンタークラスターパネルなど、ダイハツ純正用品も配備した。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1655mmに設定している。

▲「今日の服装」のテーマ“気軽なお出かけ”をカジュアルな内外装で表現した「ムーヴ #ootd(オーオーティーディー)」

▲「今日の服装」のテーマ“気軽なお出かけ”をカジュアルな内外装で表現した「ムーヴ #ootd(オーオーティーディー)」

 5台目は、都会の夜に似合う迫力を表現したドレスアップカーの「タント カスタム クロメキ」。ベース車はタント カスタムで、光るフロントグリルとリアガーニッシュを特別装備して鮮烈かつ洗練された質感を演出。内装はグレーとパープルを基調とし、都会的で上品な艶感を表現する。また、バックドアスポイラーやスカッフプレートなど、ダイハツ純正用品も組み込んだ。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1755mmに設定している。

▲都会の夜に似合う迫力をフロントフェイスなどで表現した「タント カスタム クロメキ」

▲都会の夜に似合う迫力をフロントフェイスなどで表現した「タント カスタム クロメキ」

 ブースではほかにもモータースポーツ車両などを展示する予定だが、車種についてはショー本番に公開する予定。ジャパンモビリティショー2025で披露した新世代軽FRスポーツ「K-OPEN」の進化版や、D-SPORTの新しいミラ イース ターボの出展などを期待したいところである。

 

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