【復刻版カタログ】2011年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/初代日産リーフの肖像

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日産リーフ(ZEO型)

2011年のイヤーカー、日産リーフ(ZEO型)の復刻版カタログ。リーフは持続可能なゼロエミッション社会に向けた日産の回答。初代は量産型BEVの先駆けとして誕生。日本では2010年12月に販売がスタートした。車名のリーフ(Leaf)は、植物の葉に由来し、ゼロエミッション車であることを象徴している。世界中のメーカーが次世代カーの決定版としてBEV開発に舵を切る中、日産がいち早く市販にこぎつけたのは、長時間に渡る地道な開発と研究の成果だった。リーフは80kW(109ps)のモーターと、総電力量24kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。BEVならではの静かでスムーズな走りを実現する。一充電あたりの航続距離はJC08モードで200km。カタログでは「きわめてレスポンスのいい加速と優れた操縦性が楽しめます。さらに専用のITシステムにより、携帯電話やパソコンから各種の情報提供や車両コントロールが可能。いつでもクルマと人を繋ぐことで、快適なEVライフをサポートします」とアピール。単なるエコカーではなく、新世代のクルマであることをアピールした。初代リーフは、充電設備の拡充など社会インフラの遅れもあり、予想より販売台数は伸び悩む。だが社会に電気自動車の魅力を認知させた意味は大きかった。写真のカタログは2012年7月版(原寸250×250mm/40㌻編集)

資料提供/ブックガレージ

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