中古車価格が高騰した日本製スポーツモデルとして、真っ先に名前が挙がる1台がR34型日産スカイラインである。今回紹介するR34SKYLINE-GarageFは、人気が再燃するはるか前から一貫してR34スカイラインの走りを楽しんできたオーナーたち、である。
活動開始は2005年。当時、東海地区にR34スカイラインのオフ会がなかったことから、代表のFUKU隊長さんがスタートした。
その後17年間にわたり活動を継続している。厳格な入会資格はなく、R34オーナーであれば誰でも参加歓迎というオープンさがこのミーティングの魅力。今回の取材でも、この日が初めてのオフ会参加のメンバーや飛び入り参加者の姿もあった。
ユーザー層に合わせてセダン/クーペの多彩なモデルが集結していたR34型。メンバー同士の話題は愛車のメンテナンスやカスタムに関することが中心だが、最近は盗難防止などセキュリティに関する情報交換も重要なテーマになってきたそうだ。
毎年、海の日に開催されるミーティングは、長野県岡谷市のプリンス&スカイラインミュウジアムが会場。R34型オーナーの間では、通称“スカミューオフ”として知られ、いまや東海地区だけでなく関東や近畿エリアなど全国からR34 オーナーが集まる。
同ミュウジアムはスカイラインの開発に携わった故・櫻井眞一郎氏を初代名誉館長に迎えて1997年に誕生した“スカイラインファンの聖地”といえる博物館だ。
「17年間やってきましたが、仲間と走る長距離ツーリングはいつも最高です!」と愛車への思いを語るFUKU隊長さん。ミーティングは参加台数無制限、オーナー以外でも見学歓迎。
歴代スカイラインの展示とともにR34がズラリと並ぶ圧巻の光景を、一度ご覧に訪れてみてはいかがだろうか。
車種:34型日産スカイライン
結成:2005年
会員数:約200名
活動地域:全国
問い合わせ先:ホームページ