ダイハツがDNGA新技術を公表。7月発売の新型タントから

 ダイハツ工業(以下、ダイハツ)は、新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づく新技術を公表した。

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▲サスペンション/アンダーボディ/エンジン/トランスミッション/シートといったプラットフォーム構成要素を同時に刷新

 今回の開発では、CASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)への技術対応と、スピーディな商品ラインアップ拡充を同時に実現するために、「一括企画開発」の手法を取り入れ、パワートレーンを含む全てのプラットフォーム構成要素を同時に刷新している。

 ダイハツは今後、全ての新型車にDNGA新技術を採用することで、3つの価値「良品廉価」「最小単位を極める」「先進技術をみんなのものに」を提供。安全/安心/心地よい性能を実現し、暮らし・社会を豊かに、元気にすることを目指していくという。

 DNGA新技術の項目として下記を挙げている。
・軽自動車を基点に小型車まで、設計思想を共通化した「一括企画開発」を採用
・「車両の進化」「パワートレーンの進化」「先進安全の進化」の3つの進化を実現
・将来の電動化やコネクトサービスの実現など「CASE対応を見据えた設計構想」を織込み

 新技術は、2019年7月にDNGA第1弾となる新型タントに採用。また年内に第2弾の投入も予定しており、日本と新興国向け軽自動車・コンパクトカーの次世代スタンダードを目指していく。

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