カスタマイズをさらに楽しめる「GR86」用GR PARTS追加商品発売

 トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、GR86用「GR PARTS」で現在発売中の商品に加え、カスタマイズをさらに楽しめる追加商品を新たに設定し発売した。

GR 86 ロゴ画像

▲「GR86」用 GR PARTS 追加商品発売

 今回の追加商品は、現在ラインアップしているパーツの企画コンセプトである、日常と非日常(スポーツ走行)を高い次元で調律するという思いを込めた「Stylish Street Sports」を踏襲しながらも、この世界観をさらに拡張させる商品となっている。

具体的には、現在設定している「空力パッケージ」に加え、空力性能をさらに高い次元で調律した「空力パッケージⅡ」を追加設定。このパッケージに加えた「GR エアロノーズコーン(ホワイト/ブラック)」、「GR エアロドアミラーフィン」、「GR エアロルーフフィン」、「GR リヤサイドスポイラー」の空力特性も、CFD解析※を取り入れた開発を行っている。

※CFD解析:数値流体力学の略。コンピューター上でデジタルの車両にデジタルの風を当て、空気の流れを計算する手法

空力パッケージⅡ(GR スポーツマフラー付車) フロントビュー

▲空力パッケージⅡ(GR スポーツマフラー付車) フロントビュー

空力パッケージⅡ(GR スポーツマフラー付車) リアビュー

▲空力パッケージⅡ(GR スポーツマフラー付車) リアビュー

 さらに「空力パッケージⅡ」は、CFD解析で得た結果をもとに、細かな形状の修正を繰り返し開発ドライバーのチューニングにより、車両のトータルバランスを高次元にまとめた。

空力解析図の3Dデータ

▲空力解析図

 2023年3月に発売予定の「GR エアロノーズコーン(ホワイト/ブラック)」は、ノーズ先端をコーン形状とすることで、フロントフェイスにシャープな印象を付与するパーツだ。また機能パーツでもあり、エンジンフード上面を整流することにより、ステアリング操舵時のフロント内側の浮き上がりを抑制する。

GRエアロノーズコーン ブラック

▲GRエアロノーズコーン ブラック

GR-エアロノーズコーン ホワイト

▲GR-エアロノーズコーン ホワイト

 2023年3月に発売予定の「GRエアロドアミラーフィン」は、Aピラー付近の空気流れを整流することでステアリング操舵時のロールスピードを抑制する効果がある機能パーツだ。また、車内からも良く見える位置にあるため、ふとした瞬間にカスタマイズしていることへの高揚感も感じられる。

GRエアロミラーフィン

▲GRエアロミラーフィン

 「GR エアロルーフフィン」は、キャラクターライン後端より渦状の空気流れを発生させ、リヤウィンドウ表面を整流。リヤのスタビライジング効果を向上させ、トランクスポイラ―などの空力効果も向上させる。

GRエアロルーフフィン

▲GRエアロルーフフィン

 2023年3月に発売予定の「GR リヤサイドスポイラー」は、リヤの浮き上がりを低減する効果に加え、ステアリング操舵時の浮き上がりロールを低減。カナードと同時装着することにより前後のロールバランスが向上する。

GR リヤサイドスポイラー

▲GR リヤサイドスポイラー

GRカナード

▲フロントバンパーに装着する「GRカナード」と、「GRリヤサイドスポイラー」を同時装着することにより前後のロールバランスが向上

 2023年3月に発売予定の「GRリヤウインドウルーバー」は、少しノスタルジックな印象を与えるスポーティーな見栄えと、日除け効果により後席乗員の快適性を向上。形状を塾考した結果、運転席からの後方視界や空力性能の悪化を最小限に抑えている点もポイントだ。

GRリヤウインドウルーバー

▲GRリヤウインドウルーバー

 「GRリヤVブレース」は、ボデー剛性を向上させるアイテムだ。リヤサスペンションタワー部にV字ブレースを装着することにより、コーナリング時やトラクションをかけた際のリヤのスタビリティが向上する。

GRリヤVブレース

▲GRリヤVブレース

 「GRオイルフィラーキャップ」は、アルミの削り出しを用いることにより、金属素材の美しさと中央部のGRロゴによって、エンジンルーム内をスポーティかつ上品に演出する。

GRオイルフィラーキャップ

▲GRオイルフィラーキャップ

 他にも、写真はまだ公開されていないが「GRスポーツオイルフィルター」も2023年3月発売予定の商品だ。このオイルフィルタは、高回転域の過酷な状況下でも、つねにエンジンをクリーンに保ち、バックアップネットを設けることでろ紙の変形を防ぎ、高い耐久性を実現している。

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