【最新モデル情報】最新の日産エクストレイルは個性はつらつ! 走りのNISMO、オーテック、スポーツスペック。ワイルドなROCK CREEKがデビュー。カッコいいぞ!

エクストレイルNISMOアドバンストパッケージe-4ORCE/価格:596万2000円。NISMOは専用エアロデバイスと各部の専用チューニングで走りを一新。アドバンストパッケージはGoole搭載のインフォテインメント機能など快適装備が充実。

エクストレイルNISMOアドバンストパッケージe-4ORCE/価格:596万2000円。NISMOは専用エアロデバイスと各部の専用チューニングで走りを一新。アドバンストパッケージはGoole搭載のインフォテインメント機能など快適装備が充実

スポーツ派もワイルド派も大満足。今度のエクストレイルは全方位

 日産自動車は、主力ミディアムSUVのエクストレイル(384万3400〜596万2000円)をマイナーチェンジするとともに、走りを究めたNISMOとオーテック・スポーツスペック、ワイルド志向のROCK CREEKなどの魅力的な新グレードを追加した。発売は通常モデルが発表と同時の8月21日、NISMOは9月24日、オーテックは10月1日、ROCK CREEKは11月下旬を予定している。

オーテック

ロック

 全車の改良ポイントは、内外装のリファイン。横桟基調のパターンを施したフロントグリルを採用し、シグネチャーライトを常時点灯タイプに変更。19インチ仕様のアルミホイールは幾何学的で切削パターンの入ったデザインに一新した。内装はインパネ上部のカラーをブラックに変更。オプション設定のナッパレザー仕様は、カラーを従来のタン色から落ち着いたブラウンに変更したのがポイントだ。

 新型はインフォテインメントシステムも進化した。日産で国内初となるGoogle搭載のシステムを設定。Googleマップでのルート案内や、音声による各種操作、さらに様々なアプリをダウンロードできるGoogle Playアプリをインストール。使い慣れたスマホと同様の感覚でシームレスに活用できるシステムとした。さらにインテリジェントアラウンドビューモニターには、3Dビュー機能と、目視できないフード下の路面が確認できるインジブルフードビュー機能を新搭載。フロントワイドビュー機能にも地点登録機能を追加することで、より利便性を高めた。

モニター01

モニター02

 なお1.5リッターVCターボで発電しモーターで走る、e-POWERシステムは基本的に従来と共通。駆動方式はFFと、日産独自の4輪駆動力制御技術を投入したe-4ORCEの2種。販売主力はe-4ORCEになる。

スポーツ派向けにNISMOとオーテック・スポーツスペックを新設定

 最新モデルは、従来、ややおとなしい印象だったエクストレイルのキャラクターを鮮明にした点が特徴だ。スポーツ派にはNISMOとオーテック・スポーツスペックという2台のスペシャルモデルを用意する。

NISMO 01

インパネ

 NISMOは、「より速く、気持ちよく、安心して走れるクルマ」というNISMOロードカーの思想に基づき「情熱体験をもたらすグランドツーリングSUV」をコンセプトに開発。レース経験を活かした空力性能とデザイン性が両立したスタイリングとともに、専用チューニングによる高い走行性能を実現した。

 ラインアップは標準モデル(541万6400円)と、NISSAN Connectインフォテインメントシステムなどを標準装備したアドバンストパッケージ(596万2000円)の2種。駆動方式はe-4ORCE。ショックアブソーバーにはカヤバ製のSwing Valveを採用。専用20inミシュラン製タイヤを装着する。

 走りを左右するVCM(ビークルコントロールモジュール)も専用設定。SPORTモードではレスポンス・力強さを重視。AUTOモードでは加速の伸びを高め、速さと気持ちよさを高めた。

オーテック リア

オーテック室内

 もう1台の走り志向、オーテック・スポーツスペックは、大人に向けたこだわりモデル。従来から用意する上質なオーテック仕様をベースに、足回りを含めたメカニズム関係をほぼNISMOと同様にファインチューン。専用ボディダンパーが採用され、駆動方式はe-4ORCE。価格は590万1500円になる。

ワイルド派に朗報。アメリカ発祥のROCK CREEKを発売

 エクストレイルの「タフギア」というキャラクターを鮮明にしたのが、新登場のROCK CREEKである。北米の同名モデルの日本版だ、エクステリアはブラックを基調に、溶岩をイメージしたラバレッドのアクセントを配したフロントマスクと19インチアルミホイールが特徴。インテリアは、アウトドアフィールドで便利に使える防水シートを専用装備。各部にはエクステリア同様、ラバレッドのアクセントが入る。

フロント

リア

 ボディカラーは専用色のキャニオンベージュ&スーパーブラックルーフの2トーンを筆頭にステルスグレー&スーパーブラックの2トーンなど、全7色をラインアップ。ROCK CREEKの駆動方式はe-4ORCE。ラインアップは2列シート(5名乗り/527万1200円)と3列シート(7名乗り/535万9200円)から選べる。

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