6速MTを搭載したBMW M3のファイナルエディションが登場。日本での販売台数は150台限定

BMWが現行M3(G80)最後のマニュアルトランスミッション搭載車となる「M3 MTファイナルエディション」を日本で発売。1980年代のドイツ・ツーリングカー選手権で活躍した初代M3(E30)をオマージュしたゴールド塗装のアルミホイールやレッドのアクセント入れたシートなどを特別装備。販売台数は150台限定で、車両価格は1420万円に設定

 BMWジャパンは2024年3月13日、現行M3(G80)最後のマニュアルトランスミッション搭載車となる「M3 MTファイナルエディション(M3 MT Final Edition)」を日本に導入し、同日から3月27日午後11:59まで、専用ウェブサイト上にて予約受付を実施すると発表した。販売台数は150台限定で、車両価格は1420万円に設定。限定台数より注文数が上回った場合は、厳正な抽選により、本年5月終わりまでに当選者を決定する。納車開始は本年第2四半期以降を予定している。

▲BMW M3 MTファイナルエディション 価格:6MT1420万円 全長4805×全幅1905×全高1435mm ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)において初代M3(E30)が初優勝を飾ってから35周年を記念して製作したMハイパフォーマンスモデルのスペシャル仕様。販売台数は150台限定

▲BMW M3 MTファイナルエディション 価格:6MT1420万円 全長4805×全幅1905×全高1435mm ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)において初代M3(E30)が初優勝を飾ってから35周年を記念して製作したMハイパフォーマンスモデルのスペシャル仕様。販売台数は150台限定

 

 今回の限定モデルは、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)において初代M3(E30)が初優勝を飾ってから35周年を記念して製作したMハイパフォーマンスモデルのスペシャル仕様で、ベース車には日本の通常モデルでは設定のない6速MT搭載車を採用している。

▲トランスミッションには日本の通常モデルでは設定のない6速MTを採用

▲トランスミッションには日本の通常モデルでは設定のない6速MTを採用

 

 エクステリアは1980年代のドイツ・ツーリングカー選手権で活躍した初代M3をオマージュしたゴールド塗装のアルミホイール、製品名としては鍛造アルミホイール826M ゴールド・ブロンズ(前19/後20インチ)を装着。合わせて、Mコンパウンドブレーキのキャリパーをレッドで彩る。また、アコースティックガラスとサンプロテクションガラスを特別装備。さらに、MカーボンルーフやMハイグロスシャドウライン+M ハイグロスシャドウライン・エクステンデッドコンテンツ(サイドミラーキャップ、リアスポイラー、テールパイプはブラック)を標準で組み込んだ。ボディカラーはアルピンホワイト、ブラックサファイアメタリック、Mブルックリングレーメタリックの3色を、それぞれ50台ずつ用意している。

▲ボディカラーは写真上よりアルピンホワイト、ブラックサファイアメタリック、Mブルックリングレーメタリックの3色を、それぞれ50台ずつ用意する

▲ボディカラーは写真上よりアルピンホワイト、ブラックサファイアメタリック、Mブルックリングレーメタリックの3色を、それぞれ50台ずつ用意する

▲1980年代のドイツ・ツーリングカー選手権で活躍した初代M3をオマージュしたゴールド塗装のアルミホイール、鍛造アルミホイール826M ゴールド・ブロンズ(前19/後20インチ)を特別装備

▲1980年代のドイツ・ツーリングカー選手権で活躍した初代M3をオマージュしたゴールド塗装のアルミホイール、鍛造アルミホイール826M ゴールド・ブロンズ(前19/後20インチ)を特別装備

▲Mハイグロスシャドウライン+M ハイグロスシャドウライン・エクステンデッドコンテンツを標準装備。ヘッドライトにはBMWレーザーライト+ハイビームアシストを採用

▲Mハイグロスシャドウライン+M ハイグロスシャドウライン・エクステンデッドコンテンツを標準装備。ヘッドライトにはBMWレーザーライト+ハイビームアシストを採用

▲リアスポイラーはブラックで仕立てる

▲リアスポイラーはブラックで仕立てる

▲Mカーボンルーフを標準で組み込む

▲Mカーボンルーフを標準で組み込む

 

 インテリアに関しては、1989年にDTMでチャンピオンを獲得した、ロベルト・ラヴァーリア選手が駆ったチーム・シュニッツァーのM3から着想を得て、鮮やかな赤のアクセントを施した専用Mスポーツシート(レザー・メリノ)を特別装備したことがトピック。合わせて、Mのイメージカラーを配したMシートベルトや、専用ロゴ入りのサイドシルなどを標準で組み込む。ほかにも、MカーボントリムやHarman/Kardonサラウンドサウンドシステムを標準でセット。機能装備として、パーキングアシスト・プラス(縦列駐車機能は未装備)とM Driveプロフェッショナルも採用している。

▲1989年にDTMでチャンピオンを獲得したチーム・シュニッツァーのM3から着想を得て、鮮やかな赤のアクセントを施した専用Mスポーツシート(レザー・メリノ)を特別装備

▲1989年にDTMでチャンピオンを獲得したチーム・シュニッツァーのM3から着想を得て、鮮やかな赤のアクセントを施した専用Mスポーツシート(レザー・メリノ)を特別装備

▲Mのイメージカラーを配したMシートベルトを装着

▲Mのイメージカラーを配したMシートベルトを装着

▲インテリアにはMカーボントリムやHarman/Kardonサラウンドサウンドシステムを標準で採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲インテリアにはMカーボントリムやHarman/Kardonサラウンドサウンドシステムを標準で採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

 

 パワーユニットはベース車と基本的に共通で、ダブルVANOSやバルブトロニック、高精度ダイレクトインジェクションシステムなどを組み込んだ2992cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力480ps/6250rpm、最大トルク550Nm/2650~6130rpm)を搭載している。

▲パワーユニットには2992cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力480ps/6250rpm、最大トルク550Nm/2650~6130rpm)を搭載

▲パワーユニットには2992cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力480ps/6250rpm、最大トルク550Nm/2650~6130rpm)を搭載

 

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