仕事帰りのアルファ166で聴いた思い出のプレイスト by 島崎七生人

仕事帰りにアルファ166で聴いた思い出のプレイリスト

 僕の場合、都心での取材や打ち合わせを済ませ郊外の自宅までクルマで帰る際、よく使うのは首都高中央環状線→4号線→中央高速というルート。少し遅めの夜の時間なら交通量も少なく、首都高速の分岐や車線変更も自分の運転のリズムでテンポよくこなせる。

 そういうシーンに馴染むのは昔からよく聴くGEORGE BENSONの「Love × Love」やCRUSADERSの「Street Life」など。一方で高井戸の接続から中央高速に入り、調布を過ぎたあたりからは風景が開けるので、ロックグループの歌うバラードを聴くのが好きだ。

 STARSHIP「Sara」、CHEEP TRICK「The Flame」、TOTO「I'll Be Over You」、BOSTON「Amanda」、SURVIVOR「The Search Is Over」、CHICAGO「Hard To Say I'm Sorry」などの並びで作ってあるプレイリストは一体どれくらい聴いたことか。

 クルマは10数年乗ったセダンのアルファ166。V6の鼓動と神経を逆撫でしない滑らかな乗り味が極上の“試聴環境”だった。

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