ポルシェがターボモデル専用の新メタリックカラー「ターボナイト」を発表

ポルシェがターボモデルの高性能なキャラクターをよりいっそう研ぎ澄ませる目的で、新しいメタリックカラーの「ターボナイト」をクレストに採用すると予告。今後はレタリングやサイドウィンドウの縁取り、軽合金ホイールのエアロブレード、インテリアのパーツ類などにもターボナイトのカラーを配する予定

 独ポルシェAGは2023年11月14日(現地時間)、高性能なパフォーマンスを有する全ターボモデルに専用の新メタリックカラー「ターボナイト(Turbonite)」を採用すると発表した。

▲ポルシェAGが高性能なパフォーマンスを有する全ターボモデルに専用の新メタリックカラー「ターボナイト(Turbonite)」を採用すると発表。まずは内外装に配するクレストにターボナイトのカラーを施す

▲ポルシェAGが高性能なパフォーマンスを有する全ターボモデルに専用の新メタリックカラー「ターボナイト(Turbonite)」を採用すると発表。まずは内外装に配するクレストにターボナイトのカラーを施す

 

 エレガントなメタリックグレーカラーのターボナイトは、ハイパフォーマンスなターボモデルのキャラクターをより際立たせ、同時に他モデルとの差異化を図る目的で設定。塗料はポルシェのカラー&トリムの専門家が慎重に配合し、ゴールドのエレメントによってエレガントなメタライジング効果を生み出し、最上層は対照的なサテン仕上げを施して、印象的かつ高品質な色合いに仕立てた。

▲今後、エクステリアではリアのレタリングやデイライトオープニング(DLO)、サイドウィンドウの縁取りなどに、またモデルによってはフロントエプロンのインレイ、スポーク、軽合金製ホイールのエアロブレードなどの細部にターボナイト塗装を施す予定

▲今後、エクステリアではリアのレタリングやデイライトオープニング(DLO)、サイドウィンドウの縁取りなどに、またモデルによってはフロントエプロンのインレイ、スポーク、軽合金製ホイールのエアロブレードなどの細部にターボナイト塗装を施す予定

 

 ターボナイトのカラーは、まず内外装に配するクレストに採用。さらに今後、エクステリアではリアのレタリングやデイライトオープニング(DLO)、サイドウィンドウの縁取りなどに、またモデルによってはフロントエプロンのインレイ、スポーク、軽合金製ホイールのエアロブレードなどの細部にターボナイト塗装を施し、一方でインテリアではトリムストリップやベルトストラップ、主要コンポーネント、モードスイッチ、エアコン操作パネルなどにターボナイトカラーを配するという。加えて、ブラック内装カラーとの組み合わせでシートやドアパネルトリム、インストルメントパネル、フロアマットといったアイテムのステッチのコントラストカラーとしてターボナイトを使用する予定である。

▲インテリアではトリムストリップやベルトストラップ、主要コンポーネント、モードスイッチ、エアコン操作パネルなどにターボナイトカラーを配する予定

▲インテリアではトリムストリップやベルトストラップ、主要コンポーネント、モードスイッチ、エアコン操作パネルなどにターボナイトカラーを配する予定

 

 ポルシェAGのデザイン責任者であるミヒャエル・マウアー氏は、「1974年に最初のターボチャージャー付き911を発表しました。それ以来、ターボはポルシェの高性能トップモデルの代名詞となり、今ではそれ自体がひとつのブランドになっています。私たちは今、ターボの存在感をさらに高め、GTSなどの他の派生モデルとの差別化を図りたいと考えています。そのためポルシェは、ターボ特有の美しさに磨きをかけました。今後、ターボバージョンはすべてのモデルシリーズで一貫した外観を示し、エレガントで高品質、そして非常に特別なものになります」とコメントする。また、ポルシェAGはターボナイトのカラーを採用する最初のモデルが、本年11月24日にワールドプレミアを果たす新型パナメーラになることを予告。そして、ターボナイトのカラーを採用するターボ車を順次拡大展開していくとアナウンスしている。

 

SNSでフォローする