「ストーリー」のサブネームを付けた第4世代のミツオカ・ビュートの正式発表が本年9月21日に決定

光岡自動車が人気コンパクトカーの「ビュート」の後継モデルとなる「ビュート・ストーリー」を本年9月21日に正式発表し、翌22日より販売を開始すると予告

 光岡自動車は2023年7月13日、人気コンパクトカーのビュート(Viewt)の後継モデルで、実質的な4代目となる「ビュート・ストーリー(Viewt story)」を本年9月21日に正式発表し、翌22日より販売を開始するとアナウンスした。なお、正式発表までの間は従来通り先行予約を受け付ける。

▲光岡自動車がビュートの後継モデルで、実質的な4代目なる「ビュート・ストーリー」を本年9月21日に正式発表し、翌22日より販売を開始すると予告。車両価格は308~429万円に設定する

▲光岡自動車がビュートの後継モデルで、実質的な4代目なる「ビュート・ストーリー」を本年9月21日に正式発表し、翌22日より販売を開始すると予告。車両価格は308~429万円に設定する

 

車種展開は以下の通り。

■1リットル直列3気筒ガソリンエンジン+CVT

10DX:2WD308万円

10LX:2WD323万4000円

■1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+6MT

15DX:2WD347万6000円

15LX:2WD363万円

■1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+CVT

15DX:2WD354万2000円/4WD374万円

15LX:2WD369万6000円/4WD386万1000円

■1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+モーター+ECVT

ハイブリッドDX:2WD399万3000円/E-Four420万2000円

ハイブリッドLX:2WD410万3000円/E-Four429万円

▲ベース車両を従来の日産マーチからトヨタ・ヤリスへと変更。これに伴いガソリンエンジン車だけではなくハイブリッド車もラインアップに加える。ボディサイズは全長4090×全幅1695×全高1500~1515mmに設定

▲ベース車両を従来の日産マーチからトヨタ・ヤリスへと変更。これに伴いガソリンエンジン車だけではなくハイブリッド車もラインアップに加える。ボディサイズは全長4090×全幅1695×全高1500~1515mmに設定

 

 今年でデビュー30周年を迎えたビュートは、1993年1月20日の発売以来、コンパクトな英国車風のデザインや上質なシートなどで人気を博し、3世代に渡る累計販売台数は1万3000台あまりを数える。実質的な第4世代の新型ビュート・ストーリーは、3代に渡ってベース車両として使用してきた日産マーチから、トヨタ・ヤリスへと変更。これに伴い、ガソリンエンジン車だけではなく、ハイブリッド車もラインアップに加えることができた。

▲フロントグリル上部に円形のViewt storyエンブレムを配備

▲フロントグリル上部に円形のViewt storyエンブレムを配備

▲リアゲート右下にViewtロゴとstoryエンブレムを装着

▲リアゲート右下にViewtロゴとstoryエンブレムを装着

 

 エクステリアに関しては、輝く瞳のような丸型2灯式ヘッドランプやハート型のフロントグリルなど、初代から受け継ぐレトロで愛らしい“丸”デザインを基調としたうえで、より優しくて大人っぽく、かつ上質なスタイリングを創出。足もとには5.5J×14スチールホイール+175/70R14タイヤ(ガソリン車2WD/4WD、ハイブリッド2WD)または6J×15スチールホイール+185/60R15タイヤ(ハイブリッドE-four)を標準で、6J×15アルミホイール+185/60R15タイヤをオプションで装着する。一方で内装は、機能装備をグレードアップするとともに、8色から選べるレザーシートや加飾パネルセットなどを設定。フロントシートはヘッドレスト一体型を標準で、コンフォートシートセットや運転席および助手席ターンチルトシートをオプションで採用する。また、内外装のアレンジをユーザーの好みの組み合わせで選択できる「Myビュート」を新規に用意した。

▲インテリアは機能装備をグレードアップするとともに、8色から選べるレザーシートや加飾パネルセットなどを設定

▲インテリアは機能装備をグレードアップするとともに、8色から選べるレザーシートや加飾パネルセットなどを設定

▲フロントシートはヘッドレスト一体型を標準で、コンフォートシートセットや運転席および助手席ターンチルトシートをオプションで採用

▲フロントシートはヘッドレスト一体型を標準で、コンフォートシートセットや運転席および助手席ターンチルトシートをオプションで採用

 

 パワートレインは996cc直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WD(FF)、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+6MTの2WD(FF)、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WD(FF)と4WD、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+モーター+ECVTで構成するハイブリッドの2WD(FF)とE-Fourを設定。先進安全運転支援システムとして、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト[LTA]、レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビーム[AHB]、ロードサインアシスト[RSA]、先行車発進告知機能[TMN]、セカンダリーコリジョンブレーキ[SCB]、車両接近通報装置、バックガイドモニターを標準で、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)やブラインドスポットモニター[BSM]、パノラミックビューモニターをオプションで設定している。

▲パワートレインは996cc直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WD、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+6MTの2WD、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WDと4WD、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+モーター+ECVTで構成するハイブリッドの2WDとE-Fourを設定する

▲パワートレインは996cc直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WD、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+6MTの2WD、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+CVTの2WDと4WD、1490cc直列3気筒ガソリンエンジン+モーター+ECVTで構成するハイブリッドの2WDとE-Fourを設定する

 

 なお、ビュート・ストーリーの生産は本年8月より開始。2023 年の生産計画台数は約40台、2024年は年間約200台を計画している。

 

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