ランボルギーニの創立60周年を記念したウラカンの限定アニバーサリーモデルが登場

ランボルギーニが創立60周年を祝うアニバーサリーモデルの「ウラカンSTO 60thエディション」「ウラカン テクニカ60thエディション」「ウラカンEVOスパイダー 60thエディション」をミラノデザインウィークで発表。生産台数は各車両60台限定

 伊ランボルギーニは2023年4月21日、ミラノデザインウィークにおいてブランドの創立60周年を祝うアニバーサリーモデルの「ウラカンSTO 60thエディション」「ウラカン テクニカ 60thエディション」「ウラカンEVOスパイダー 60thエディション」を公開した。

▲ランボルギーニが創立60周年を祝うアニバーサリーモデルの「ウラカンSTO 60thエディション」「ウラカン テクニカ 60thエディション」「ウラカンEVOスパイダー 60thエディション」を発表

▲ランボルギーニが創立60周年を祝うアニバーサリーモデルの「ウラカンSTO 60thエディション」「ウラカン テクニカ 60thエディション」「ウラカンEVOスパイダー 60thエディション」を発表

 

 ランボルギーニは2023年に会社創立60年を迎えることから、世界各国で横断的なプロジェクトを展開すると予告し、合わせて“60 ANNIVERSARIO”ロゴを商標登録している。今回公開されたアニバーサリーモデルは、自然吸気の5.2リットルV10エンジンをミッドシップ搭載するランボルギーニの旗艦スポーツモデルのウラカンSTO、ウラカン テクニカ、ウラカンEVOスパイダーをベースに、専用アレンジの内外装や“60”ロゴを刻印したカーボンファイバー製プレートなどを採用。仕様はモデルごとに2タイプを設定する。生産台数は各モデル60台の限定で、プレートには限定モデルのうちの1台であることを示す“1 di 60”のシリアルナンバーを刻印している。

▲アニバーサリーモデルの60thエディションはサイドに“60”ロゴを配する

▲アニバーサリーモデルの60thエディションはサイドに“60”ロゴを配する

▲シートには“60”ロゴを刺繍

▲シートには“60”ロゴを刺繍

▲“60”ロゴを刻印したカーボンファイバー製プレートを採用。生産台数は各モデル60台の限定で、プレートには限定モデルのうちの1台であることを示す“1 di 60”のシリアルナンバーを刻印する

▲“60”ロゴを刻印したカーボンファイバー製プレートを採用。生産台数は各モデル60台の限定で、プレートには限定モデルのうちの1台であることを示す“1 di 60”のシリアルナンバーを刻印する

▲パワーユニットには自然吸気の5.2リットルV10エンジンをミッドシップ搭載

▲パワーユニットには自然吸気の5.2リットルV10エンジンをミッドシップ搭載

 

 各モデルの特徴を紹介しよう。

 まず、“Super Trofeo Omologata”の頭文字を冠したハイパフォーマンスモデルのウラカンSTO 60thエディションは、アスリートのスポーツウエアやチームカラーを連想させる特別な2タイプのカラーリングを導入する。1つはブルー系で、Blu Aegeusのボディカーに同系色のBlu Astraeusの要素を随所に採用。Blu Miraのフィニッシュを加えたカーボンファイバーの素材も選択できる。インテリアはブラック系のNero Cosmusとグレー系のGrigio Octansのアルカンターラに、ブルー系のBlu Amonのコントラストステッチを配した。もう1つはグレー系のGrigio Telestoとブラック系のNero Noctisのボディカラーにカーボンファイバー材を組み合わせた仕様。インテリアにはブラック系のNero Cosmusとグレー系のGrigio Octansのアルカンターラに、レッド系のRosso Alalaのコントラストステッチを入れた。2タイプともに、シートには60周年を示すロゴを刺繍。足もとには、マットブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイールHekを装備した。

▲ウラカンSTO 60thエディションは、アスリートのスポーツウエアやチームカラーを連装させる特別な2タイプのカラーリングを導入

▲ウラカンSTO 60thエディションは、アスリートのスポーツウエアやチームカラーを連想させる特別な2タイプのカラーリングを導入

 

 次に、公道とサーキットを問わずにドライビングの真髄が楽しめる後輪駆動モデルのウラカン テクニカ 60thエディションは、モータースポーツにインスピレーションを得ながらイタリアのトリコローレ旗の色を、2タイプの洗練されたデザインで取り入れる。1つはグレー系のGrigio Telestoのボディカラーに、ブラック系のNero Noctisとレッド系のRosso Marsのディテールをあしらった仕様。インテリアも同イメージのコントラスト、具体的にはブラック系のNero Adeのアルカンターラに、レッド系のRosso Alalaのディテールを加えた。もう1つはホワイト系のBianco Asopoのボディカラーにグリーン系のVerda Viperのラインを入れた仕様で、インテリアにはブラック系のNero Adeのアルカンターラを採用する。2タイプともに、足もとにはシャイニーブラックの20インチアルミホイールDamisoを組み込んだ。

▲ウラカン テクニカ 60thエディションはモータースポーツにインスピレーションを得ながらイタリアのトリコローレ旗の色を2タイプの洗練されたデザインで取り入れる

▲ウラカン テクニカ 60thエディションはモータースポーツにインスピレーションを得ながらイタリアのトリコローレ旗の色を2タイプの洗練されたデザインで取り入れる

 

 そして、開放的なオープンエア構造とベストインクラスのパフォーマンスを組み合わせたウラカンEVOスパイダー 60thエディションは、より洗練度と存在感を増した2タイプのスタイリングを設定する。1つはブルー系のBlu Le Mansのボディカラーにホワイト系のBianco Isiのディテールを配したバージョン。インテリアはブラック系のNero Adeのアルカンターラにブルー系のBlu Amonの刺繍とホワイト系のBianco Ledaのパイピングを施した。もう1つはグリーン系のVerda Viperのボディカラーにホワイト系のBianco Isiをあしらった仕様。インテリアはブラック系のNero Adeのアルカンターラにレッド系のRosso Alalaとホワイト系のBianco Ledaを配する。2タイプともに、足もとにはシャイニーブラックの20インチアルミホイールDamisoを装着した。

▲ウラカンEVOスパイダー 60thエディションは、より洗練さを増した2タイプのスタイリングを設定。写真・右はグリーン系のVerda Viperのボディカラーにホワイト系のBianco Isiをあしらった仕様

▲ウラカンEVOスパイダー 60thエディションは、より洗練度と存在感を増した2タイプのスタイリングを設定。写真・右はグリーン系のVerda Viperのボディカラーにホワイト系のBianco Isiをあしらった仕様

 

 なお、ランボルギーニは現在、ワールドワイドで60周年記念イベントを展開中で、本年1月にはイタリアのサンタアガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ・ミュージアムの新装オープンとともに「The Future Began in 1963」と称する特別展を開催。続いて日本の鈴鹿サーキットにおいて「Lamborghini Day Japan 60th Anniversary」を催す。さらに、4月29日には英国のシルバーストーンサーキットで「Lamborghini Day UK-60th Anniversary」を開催。そしてイタリアでは、5月24日から5月28日にかけて「60th Anniversary Giro」ツアーや一般公開のコンクール・デレガンスを実施する予定である。

 

SNSでフォローする