レクサスLSがマイナーチェンジ。乗り心地と操縦安定性のさらなる向上や最新マルチメディアの採用などを実施

レクサスが旗艦サルーンのLSの一部改良を敢行。サスペンションチューニングの見直しによる乗り心地と操縦安定性のさらなる向上や、最新マルチメディアの採用とインテリアレイアウトの変更による利便性の向上、予防安全技術の機能拡充、高度運転支援技術Lexus Teammate[Advanced Drive]の性能向上などを行って、フラッグシップセダンとしての魅力度をアップ

 トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは2022年10月13日、フラッグシップセダンのLSをマイナーチェンジし、10月下旬以降に発売すると発表した。

▲レクサスLS500h“EXECUTIVE Advanced Drive”(AWD) 価格:1796万円 全長5235×全幅1900×全高1460mm ホイールベース3125mm 車重2400kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費12.6km/リットル 写真のボディカラーは銀影ラスター

▲レクサスLS500h“EXECUTIVE Advanced Drive”(AWD) 価格:1796万円 全長5235×全幅1900×全高1460mm ホイールベース3125mm 車重2400kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費12.6km/リットル 写真のボディカラーは銀影ラスター

 

車種展開は以下の通り。

■LS500h

LS500h“I package”:2WD1226万円/AWD1267万円

LS500h“F SPORT”:2WD1360万円/AWD1401万円

LS500h“version L”:2WD1529万円/AWD1568万円

LS500h“EXECUTIVE”:2WD1694万円/AWD1735万円

LS500h“version L Advanced Drive”:AWD1634万円

LS500h“EXECUTIVE Advanced Drive”:AWD1796万円

■LS500

LS500“I package”:2WD1078万円/AWD1119万円

LS500“F SPORT”:2WD1241万円/AWD1251万円

LS500“version L”:2WD1379万円/AWD1420万円

LS500“EXECUTIVE”:2WD1544万円/AWD1585万円

▲レクサスLS500h“F SPORT”(2WD) 価格:1360万円 全長5235×全幅1900×全高1450mm ホイールベース3125mm 車重2260kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.6km/リットル 写真のボディカラーはソニッククォーツ

▲レクサスLS500h“F SPORT”(2WD) 価格:1360万円 全長5235×全幅1900×全高1450mm ホイールベース3125mm 車重2260kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.6km/リットル 写真のボディカラーはソニッククォーツ

 

 今回の改良は、たゆまぬ進化を追求していくレクサスの“Always On”の考え方の下に、乗り心地と操縦安定性のさらなる向上や最新マルチメディアの採用、予防安全技術の機能拡充、高度運転支援技術Lexus Teammate[Advanced Drive]の性能向上などを図ったことが特徴である。

 まず乗り心地と操縦安定性の面では、Lexus Driving Signatureを深化させるべく、リアサスペンションメンバー取付部のブレース形状を変更して剛性を高め、同時にサスペンションを再チューニングすることで、初代から一貫して突き詰めてきた乗り心地をさらに向上させるとともに、従来以上の高い操縦安定性を実現する。また、シューズには2021年にリリースした特別限定車の“HIDEKI MATSUYAMA EDITION”に装備して注目を集めた8.5J×20ノイズリダクションアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)+245/45R20 99Yランフラットタイヤをオプション設定した。

▲リアサスペンションメンバー取付部のブレース形状を変更して剛性を高め、同時にサスペンションを再チューニングすることで乗り心地と操縦安定性のさらなる向上を図る

▲リアサスペンションメンバー取付部のブレース形状を変更して剛性を高め、同時にサスペンションを再チューニングすることで乗り心地と操縦安定性のさらなる向上を図る

▲2021年にリリースした特別限定車の“HIDEKI MATSUYAMA EDITION”に組み込んで注目を集めた8.5J×20ノイズリダクションアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)+245/45R20 99Yランフラットタイヤをオプション設定

▲2021年にリリースした特別限定車の“HIDEKI MATSUYAMA EDITION”に組み込んで注目を集めた8.5J×20ノイズリダクションアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)+245/45R20 99Yランフラットタイヤをオプション設定

 

 直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを採用したことも訴求点。ナビや音楽、車両設定などの各種メニューの選択スイッチを運転席側に常時アイコンで表示することで優れたアクセス性を成し遂げ、同時に画面全体のレイアウトを情報の粒度に応じて表示エリアを分けて操作フローの統一化を図って、使い勝手を向上させる。また、ステアリングのトークスイッチ操作による起動に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動を可能とした最新の音声認識機能を導入。合わせて、クルマと会話するような自然な発話での操作に進化させた。さらに、「エージェント+」での先読み案内サービスを可能とし、目的地を設定しなくてもこれまでの走行履歴から経路を予想して事故・渋滞・天候・残燃料の案内を画面上に表示することで、ドライブ時の安心感を高める。Apple CarPlayを従来のUSB接続に加え、Wi-Fiによる無線接続に対応させたこともトピックだ。

 12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを装備してタッチパッドやCD/DVDプレイヤーを廃止したことに伴い、インストルメントパネルおよびコンソール周辺の形状や、スイッチレイアウトの最適化も実施する。使用頻度の高いシートヒーター/シートベンチレーション/ステアリングヒータースイッチはコンソール上部に配備。加えて、スマホホルダーやUSB Type-Cコネクターを増設するなどして、使い勝手をいっそう向上させた。さらに、室内の音響面ではアンプやスピーカーを見直してハイレゾ音源再生に対応。より細やかな高音、強さとクリアさを併せ持つ低音など、よりハイクオリティな音質を提供する。

▲12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを装備してタッチパッドやCD/DVDプレイヤーを廃止したことに伴い、インストルメントパネルおよびコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトの最適化を実施

▲12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを装備してタッチパッドやCD/DVDプレイヤーを廃止したことに伴い、インストルメントパネルおよびコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトの最適化を実施

▲センタコンソール部にスマホホルダーを設置

▲センタコンソール部にスマホホルダーを設置

 

 専用スマートフォンアプリの「My LEXUS」の機能拡充も見逃せない。乗車前にエアコンをかけておくことで事前に車内を快適な温度に調節できるリモートエアコンや、ワンタッチでロックと解除ができるセキュリティサービスのマイカー始動ロックを設定し、利便性をより向上させた。

▲専用スマートフォンアプリの「My LEXUS」にリモートエアコンやマイカー始動ロックを設定

▲専用スマートフォンアプリの「My LEXUS」にリモートエアコンやマイカー始動ロックを設定

 

 予防安全技術の面では、パノラミックビューモニターを配して運転席から目視しにくい車両周囲の状況をリアルタイムで確認できるように設定したことが特徴。ボディやシートを透かして見たようなシースルービューや、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューを採用し、さらに床下透過表示機能によって車両直下およびタイヤ付近のアンダーフロア映像を表示して駐車やすり抜けを支援するようアレンジした。

 高度運転支援技術 Lexus Teammate[Advanced Drive]の性能向上も実施する。周辺車両の動きへの配慮として、隣接レーンを走行する車両の死角領域に自車が走行し続けることを回避するように減速制御。これにより、他車の近くを自車が走行し続けることで感じる圧迫感の軽減を図り、より安全・安心な走りを実現する。また、車線変更支援できる場面の拡大も図ってアクセサビリティを向上。さらに、合流地点を低速走行する際や前方車両へ接近した際にドライバーに周囲の車両への注意を促すディスプレイ表示とブザーを追加するなど、ドライバーとシステムのより円滑なコミュニケーションを達成した。

▲パノラミックビューモニターを配して運転席から目視しにくい車両周囲の状況をリアルタイムで確認できるように設定。ボディやシートを透かして見たようなシースルービューやサイドクリアランスビュー(画像・上)、コーナリングビュー(同・下)を採用する

▲パノラミックビューモニターを配して運転席から目視しにくい車両周囲の状況をリアルタイムで確認できるように設定。ボディやシートを透かして見たようなシースルービューやサイドクリアランスビュー(画像・上)、コーナリングビュー(同・下)を採用する

▲高度運転支援技術 Lexus Teammate[Advanced Drive]の性能が向上。周辺車両の動きへの配慮として、隣接レーンを走行する車両の死角領域に自車が走行し続けることを回避するように減速制御する

▲高度運転支援技術 Lexus Teammate[Advanced Drive]の性能が向上。周辺車両の動きへの配慮として、隣接レーンを走行する車両の死角領域に自車が走行し続けることを回避するように減速制御する

 

 パワートレインは基本的に従来と共通で、LS500hに8GR-FXS型3456cc・V型6気筒DOHC・D-4Sエンジン(299ps/36.3kg・m)+2NM型モーター(132kW/300Nm)+リチウムイオン電池+マルチステージハイブリッドトランスミッション(電気式無段変速機)を、LS500にV35A-FTS型3444cc・V型6気筒DOHC・D-4STインタークーラー付ツインターボエンジン(422ps/61.2kg・m)+Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチック)を搭載している。

 

SNSでフォローする