マツダがベルギーで開催されたブリュッセルモーターショー2026で新型バッテリーEVの 「MAZDA CX-6e」を世界初公開。長安マツダ汽車有限公司が開発した新世代の電動クロスオーバーSUV「MAZDA EZ-60」をベースに、欧州市場に向けた仕様変更を実施。欧州市場では今夏に、豪州市場においても年内の発売を予定
マツダは2026年1月9日(現地時間)にベルギーで開催されたブリュッセルモーターショー2026おいて、新型バッテリーEVの「MAZDA CX-6e」を世界初公開した。
MAZDA CX-6eは、昨年4月に開催された上海国際モーターショー2025においてワールドプレミアを果たした、マツダと合弁事業のパートナーである重慶長安汽車股份有限公司の電動化・知能化技術を融合し、長安マツダが開発・製造を行う「MAZDA EZ-60」をベースに、欧州市場向けに仕様変更を施した新型電動クロスオーバーSUVとして登場。また、EVミッドサイズセダンの「MAZDA 6e」に続き、グローバル市場に導入する協業バッテリーEVラインアップの第2弾に位置する。ちなみに、MAZDA 6eは2025年9月より欧州市場で販売しているが、発売以来累計7000台以上の好調なセールスを記録している。
MAZDA CX-6eのデザインについては、“FUTURE+SOUL×MODERN”をテーマに据えて、マツダデザインが追求するエレガントなスタイリングを、新しい生活様式をイメージさせるモダンな造形と融合させたことが訴求点。また、ボンネット先端部などに空気の通り道を配することにより、近未来的な印象を醸成するとともに、優れた空力特性、高速走行時の電力消費効率の向上に貢献する。ボディサイズは全長4850×全幅1935×全高1620mm/ホイールベース2902mmに設定した。

▲エクステリアのデザインテーマは“FUTURE+SOUL×MODERN”。マツダデザインが追求するエレガントなスタイリングを、新しい生活様式をイメージさせるモダンな造形と融合させた。ボディサイズは全長4850×全幅1935×全高1620mm/ホイールベース2902mmに設定
機能面に関しては、音声、タッチ、ジェスチャーといった様々な方法での操作が可能なスマートキャビン、運転支援および事故の回避・被害低減を図るインテリジェントドライブ、天候を問わず有効な視界を確保するデジタルサイドミラーなど、安全および利便性を高めるスマート機能を採用したことがトピック。コクピットには26.45インチの5K一体薄型センターディスプレイなどを配備し、大きく表示される情報やビジュアルが安心安全をサポートしながら、未来感あふれる運転体験を提供する。ラゲッジスペースは後席使用時で468リットル、後席格納時で最大1434リットルの容量を確保した。
走行性能については、最高出力190kW(258ps)/最大トルク290Nmを発生する電動モーターに、総電力量78kWhのリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを搭載して後輪を駆動。一充電航続距離はWLTPモードで最大300マイルを実現する。また、シャシー面では欧州の道路環境に合わせた専用チューニングを実施。先進安全運転支援システムに関しては、最新の高精細カメラ、ミリ波レーダー、超音波センサーのネットワークによって、乗員に妥協のない保護と安心感を提供している。
なお、MAZDA CX-6eは欧州市場で今夏に発売予定。豪州市場においても年内の導入を計画する。日本市場への導入は未定だが、豪州では右ハンドルモデルを展開することから、今後の状況次第では日本での発売も期待できるだろう。
