内外装をブラックでトータルコーディネートして瀟洒かつ高品質にキメたメルセデス・ベンツSクラスの特別仕様車「S580 4MATICロング ナイトエディション」が登場。エクステリアはオブシディアンブラックのボディカラーにブラック塗装の20インチAMGアルミホイールやダーククロームドアハンドル、ナイトパッケージなどを、内装はブラックのインテリアにハイグロススレートポプラウッドのインテリアトリムやブラックの本革ナッパレザーシートなどを装備。販売台数は20台限定
メルセデス・ベンツ日本は2025年9月25日、メルセデス・ベンツSクラスの特別仕様車「S580 4MATICロング ナイトエディション(Night Edition)」をラインアップし、同日より予約注文の受付を開始した。車両価格は2656万円の設定で、販売台数は左ハンドル10台、右ハンドル10台の計20台限定。ユーザーへの納車は、本年10月以降を予定している。
▲メルセデス・ベンツS580 4MATICロング ナイトエディション 価格:2656万円 全長5320×全幅1930×全高1505mm ホイールベース3215mm 車重2340kg 乗車定員5名 オブシディアンブラック(メタリック)のボディカラーを纏ったうえで、ナイトパッケージやAMGラインを標準で採用。販売台数は20台限定
今回の特別仕様車は、通常モデルのメルセデス・ベンツS580 4MATICロングをベースに、内外装をブラックでトータルコーディネートしてシックかつ高品質なフォーマルセダンに仕立てたことが特徴である。
まずエクステリアは、オブシディアンブラック(メタリック)のボディカラーを纏ったうえで、ブラック塗装の20インチAMGアルミホイール(RVP)(タイヤは前255/40/後285/35R20サイズのノイズ軽減タイヤ)とダーククロームドアハンドルを特別装備。また、通常ではオプションのナイトパッケージやAMGラインを組み込んで、漆黒の夜空を思わせるような静謐なスタイリングを創出した。
インテリアについては、ブラックの内装色を基調に本革ナッパレザーシートやハイグロススレートポプラウッドのインテリアトリム、ブラックカラーのイルミネーテッドステップカバーなどを配して、瀟洒で品格の高いキャビン空間を演出。また、前席にはダブルサンバイザーやデザインベルトバックル、イージーアジャストラグジュアリーヘッドレスト、ふくらはぎリラクゼーション(助手席側後席)、ショーファーポジションスイッチ(助手席側)などを、後席にはネック&ショルダーウォーマーやマルチコントロールシート機能、フットレスト付エグゼクティブシート(助手席側後席)、デザインベルトバックル、エナジャイジングコンフォート、電動ブラインド(後席およびリアウィンドウ)、MBUXリアエンターテインメントシステム、MBUXリアタブレット、後席用ワイヤレスチャージング、ワイヤレスヘッドフォン(2個)などを装備して、快適性と利便性を高めた。
▲後席にはネック&ショルダーウォーマーやマルチコントロールシート機能、フットレスト付エグゼクティブシート(助手席側後席)、エナジャイジングコンフォート、MBUXリアエンターテインメントシステムなどを採用
セーフティ機能の拡充を図った点もトピック。PRE-SAFEインパルス(前面衝突被害軽減機能)を標準で組み込んだほか、後席キャビンにはSRSリアエアバッグやリアベルトバッグ、クッションバッグ(助手席側後席)を配備している。
パワートレインは通常モデルを踏襲し、“M176”3982cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジン(最高出力503ps/5500rpm、最大トルク700Nm/2000~4500rpm)+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター、モーター最高出力17kW/最大トルク205Nm)/48V電気システム/リチウムイオンバッテリー+9G-TRONIC(電子制御9速AT)を搭載。駆動機構には可変トルク配分を行う4輪駆動システムの4MATICを採用している。
▲パワートレインは“M176”3982cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジン(503ps/700Nm)+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター、モーター最高出力17kW/最大トルク205Nm)/48V電気システム/リチウムイオンバッテリーで構成