今年はどのレースを観戦し、モータースポーツを楽しもうかな?

F1,WEC以外にも国内で楽しいレースは盛りだくさん

 JAF(全日本自動車連盟)が発表した国内モータースポーツカレンダーは、2月9日のOKAYAMAチャレンジカップレース(国内格式)で開幕。2月25〜26日は鈴鹿クラブマンレースの第1ラウンドが開催されている。

 国際格式のレースは、WEC(耐久シリーズ)が9月10日に富士スピードウェイで、F1GPが鈴鹿サーキットで9月24日にそれぞれ決勝レースを開催。全日本スーパーフォーミュラ、スーパーGTなど、国内の主なシリーズを別表にまとめた。

 国内フォーミュラ・シリーズの最高峰、スーパーフォーミュラ・シリーズは、ほぼ参戦体制が固まっている。
 2023年シーズンのスーパーフォーミュラは1チームが参戦体制未公表だが、2月20日現在で公表されている11チームのうち、6チームは昨年と同じドライバー体制で臨む。新人ドライバーはリアム・ローソン選手、小高一斗選手、太田格之進選手、ラウル・ハイマン選手の4名。昨年はTEAM GOで出場していた佐藤蓮選手はTCS NAKAJIMA RACINGからの出場になる。

佐藤蓮選手

リアム・ローソン選手は2002年、ニュージーランドに生まれた。昨年まで2年間はフォーミュラ2に出場。昨年はシリーズ総合3位だった。またF1アルファタウイリとレッドブルのリザーブドライバーを務めていた。

リアム・ローソン選手

小高一斗(こたかかずと)選手は、1999年神奈川県出身。2014年、FTRS(フォーミュラトヨタ・レーシングスクール)のスカラシップを獲得し、15歳で限定ライサセンスを得てF4に参戦、その後はスーパーフォーミュラ・ライツ・シリーズ(2022年ランキング1位)で研鑽を重ねてきた。

小高一斗選手

 太田格之進(おおたかくのしん)選手はレーシングカート、SRS(鈴鹿レーシングスクール)を経て2019年のホンダ育成枠を獲得。F4、スーパーフォーミュラ・ライツ(2022年ランキング2位)を経てスーパーフォーミュラに昇格した。

太田格之進選手

 ラウル・ハイマン選手は1996年南アフリカに生まれた。15歳で英国に渡った。2020年からB-Max Racing Teamから参戦する予定だったが、新型ウイルスの感染拡大の影響で来日できず、レース活動を休止。2022年にフォーミュラ・リージョナル・アメリカズでチャンピオンに輝き、念願のフォーミュラニッポン参戦が叶った。

ラウル・ハイマン選手

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