【復刻版カタログ】「都会に目覚めた野生」と語りかけた最強4WD、1987年トヨタ・ランドクルーザーの肖像

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1987年TOYOTAランドクルーザー(60/61/62&70/71/73/74型)

「1987年トヨタ・ランドクルーザー」(60/61/62&70/71/73/74型)の復刻版カタログ。カタログは1987年8月版(原寸298×245mm、28㌻編集)。ランドクルーザーは、世界の道を知り尽くした本格ヨンクの代表。1987年モデルは、ヘビーデューティータイプの「70系」、70型をベースにした「5ナンバーワゴン」、そして大型ステーションワゴン形状の「60系」の3シリーズ構成。70系にはショートホイールベース(WB2310mm/全長3975mm)とミドルホイールベースのFRPトップ(同2600mm/4265mm)が設定され、エンジンは3.4ℓ直4ディーゼルのNAとターボを用意した。車両類別は4ナンバーの商用車。一方、5ナンバーの70型ワゴンはショートホイールベースのみで、エンジンは2.4ℓ直4ディーゼルターボを搭載していた。60系はシリーズのフラッグシップ。ボディは堂々としたロングホイールベース仕様(同2730mm/4750mm)で、標準ルーフとハイルーフが選べた。パワーユニットは4ℓの直6ディーゼル(ターボとNA)と直6ガソリン。60系の上級グレードはサンルーフを標準装備するなど快適志向だったが、全車1ナンバー登録の商用車で、3ナンバーワゴンは1988年8月になって登場する。ちなみにカタログは、角形4灯式ヘッドランプを採用すると同時にインパネ形状を一新した60系のマイナーチェンジ直後のもの。誌面では「都会に目覚めた野生。トヨタの最高級4WD、新ランドクルーザー60登場」のキャッチで、詳細に紹介していた。

資料提供/ブックガレージ

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