11月全乗用車ランキング、TOP3は再び軽が独占、ヤリスクロス、プリウスが浮上!(24年11月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )

 11月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は22万2424台で、前年同月比-1.0%、3カ月ぶりの減少。

セグメント別では、普通乗用車は、15万8301台、同+5.3%と3カ月連続の増加。小型乗用車は6万4123台、同-13.7%と3カ月ぶりの減少。軽乗用車は10万8187台、同-9.4%、2カ月連続の減少。

1万8000台余りを販売し、首位をキープしたホンダN-BOX。前年同月比では85%、昨年は2万1000台のセールスだった

 

 前月10月まで、2カ月連続で前年実績超えした乗用車販売だったが、11月は僅かながら、前年割れ。
総合ランクはTOP3をKカーが占める結果に。首位ホンダN-BOX(18028台・前年同月比85%)は変わらないが、2位に続くスズキ・スペーシアは前年同月比127%と好調を維持している。
 出荷再開後、登録が本格化したトヨタ・ヤリスクロスがSUV部門トップ、総合4位に浮上した。ヤリス・シリーズ全体の販売台数は1万8808台(自販連発表値)とホンダN-BOXを上回る。また、「2024–2025日本カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたホンダ・フリードが7896台をセールスし、前月から15ランクアップしてTOP10入り。軽乗用を含めた乗用車販売で前年同月実績を超えたブランドはスズキ(110.7%)と三菱(117.7%)の2社にとどまった。

スズキ・スペーシアは前年比127%と好調ながら王者ホンダN-BOXとの差は詰まらず2位。ダイハツ・タントも復調、3位につけている。

ヤリス・クロス

9月初旬から生産・出荷を再開したヤリスクロス。11180台を登録し、登録車首位に。

トヨタ・プリウスZ・PHEV/価格:THS 460万円。PHEVシステムは2リッターエンジン(151㎰/188Nm)+モーター(163㎰/208Nm)+リチウムイオンバッテリー(51.0Ah)で構成。モーター出力はHEV比で約50%増し。満充電時のEV走行可能距離は19インチタイヤで87km、17インチタイヤでは105kmに達する

トヨタ・プリウスが9774台を販売し、10月から2ランクアップ、4位に浮上。SUVを除く登録車では首位だ。写真はプリウスZ・PHEV。満充電時のEV走行可能距離は105kmに達する(17インチタイヤ装着車)

フリードe:HEVエアーEX(FF・6名乗り)/価格:304万7000円。フリードは両側スライドドアを備えたユーティリティモデル。3列シート仕様となるエアーのボディサイズは5ナンバー規格に収まる4310×1695×1755mm。e:HEVシステムは高効率設計。力強く燃費も良好

”2024–2025日本カー・オブ・ザ・イヤー”に輝いたホンダ・フリードがTOP10入り!6月末の発表後1カ月で4万台近い受注を獲得した。e:HEVが全体の8割を占める。

前年同月比で174%、8866台を販売したトヨタ・アルファードが9ランクアップの7位に。540~872万円の価格帯ながら上位の常連だ。より高価格のヴェルファイアも3103台のセールス。

 

ブランド別販売台数

 

 

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