ポルシェが2022年の新車販売実績を発表。2年連続30万台突破を達成

カイエンとマカンが人気。2モデルでシェア60%を占める

2022年に最も売れたポルシェ車はカイエンだった。前年トップのマカンは2番手に

 ポルシェAGは1月12日、2022会計年度の販売実績を発表した。全世界の販売台数は30万9884台で、前年比3%増だった。

 ポルシェの最大マーケットは中国で、9万3286台(前年比2%減)を販売、欧州は9万2197万(同6%増、ドイツは2万9512台/3%増)で続いた。北米は7万9260台で、前年の7万9166台とほぼ同じだった。

 車種別の販売台数は以下のとおり(カッコ内は2021年実績)。
・カイエン=9万5604台(8万3071台)
・マカン=8万6724台(2021年:8万8362台)
・911=4万410台(2021年:3万8464台)
・パナメーラ=3万4142台(2021年:3万220台)
・タイカン=3万4801台(2021年:4万1296台)
・718ボクスター/ケイマン=1万8203台(2021年:2万502台)

911シリーズは販売の約13.0%を占めている

 2021年はマカンが最多販売モデルだったが、2022年はカイエンがトップに。カイエンのシェアは30.9%、マカンは28.0%。2台のSUVで約60%を占めている。

 BEVのタイカンは前年比約15.7%減と落ち込んだ。この原因は「サプライチェーンのボトルネックと部品の入手が制限されたことによる」とメーカーは説明している。

BEVのタイカンはサプライチェーンや部品供給の関係で販売台数が停滞した

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