日産 沖縄に「NISSAN e-シェアモビ」ステーションを新設し、二次交通環境整備の実証実験に参加

 日産は、29日、同社のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」の新ステーションを沖縄県名護市および本部町の2ヵ所に開設したと発表した。あわせて、同サービスの会員数が11月中旬に1万人を突破した。

4.jpg▲日産 沖縄に「NISSAN e-シェアモビ」ステーションを新設

 今回新設した「NISSAN e-シェアモビ」のステーションは、沖縄本島中北部地区の交通結節点やホテルなどにおいて、高速バスと連携したカーシェア、シェアサイクルの本格導入を念頭に置いた二次交通環境整備の実証実験(実証期間:2019年12月1日〜2020年2月28日)に向け、開設された。

2.jpg▲日産自動車、カーシェアリングサービス 「NISSAN e-シェアモビ」を開始

 日産は、内閣府沖縄総合事務局、オリックス自動車株式会社、株式会社プロトソリューションと共に、官民で実施する本実証実験に参加し、既存のステーションと合わせて、計8ヵ所の「NISSAN e-シェアモビ」ステーションに配置する電気自動車(EV)「日産リーフ」と、「ノート e-POWER」を本実証実験におけるカーシェアリングの対象として使用する。

 本実証実験は、公共交通機関を活用した沖縄旅行『島ぐる』の実現に向け、沖縄本島中北部の高速バス停留所付近のホテルや観光施設において12台のカーシェア、約100台のシェアサイクルを設置し、レンタカーに頼らない多様な公共交通による移動を提供することで、空港周辺並びに那覇市内の渋滞削減を図るとともに、レンタカーの貸出待ちにかかる時間や、運転を余儀なくされる観光客のストレス解消し、観光満足度を高めることを目的として実施するものだ。

3.jpg▲島ぐる ロゴ

<実証実験ポータルサイト>URL:https://www.okinawapass.com/shimaguru

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