シボレー・コルベットの高性能バージョン「Z06」のコンバーチブルが日本デビュー

GMジャパンがLT6型5.5リットルV8DOHCエンジンを搭載した「シボレー・コルベットZ06」にオープントップモデルの「シボレー・コルベットZ06 コンバーチブル」をラインアップ。ボディカラーはアークティックホワイトとシーウルフグレー トライコートの2色、インテリアカラーはアドレナリンレッド ディップドの1色を設定

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは2025年6月14日、シボレー・コルベットの高性能モデル「Z06(ズィー・オー・シックス)」にオープントップモデルの「Z06 コンバーチブル(3LZ)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は2920万円に設定する。

▲シボレー・コルベットZ06コンバーチブル(3LZ) 価格:2920万円 全長4685×全幅2025×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1710kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはシーウルフグレー トライコート

▲シボレー・コルベットZ06コンバーチブル(3LZ) 価格:2920万円 全長4685×全幅2025×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1710kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはシーウルフグレー トライコート

 コルベットZ06は、2019年からレースに参戦するコルベット・ベースのモータースポーツ車両「C8.R」からの知見と経験を活かして設計・開発した、サーキット走行を前提としたハイパフォーマンスモデルに位置。パワーユニットにはC8.Rに採用するLT6R型と同時に開発し、軽量なフラットプレーンクランクシャフトや専用設計の吸気/排気システム、フルレーシングスタイルのドライサンプオイルシステムなどを組み込んだLT6型5454cc・V型8気筒DOHCエンジンをミッドシップ搭載する。最高出力は646ps/8550rpm、最大トルクは623Nm(63.6kg・m)/6300rpmを絞り出し、専用セッティングの8速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動。また、足回りには強化したサスペンションにマグネティック・セレクティブ・ライド・コントロール4.0を組み合わせ、シューズには前20インチ/後21インチ“スパイダー・デザイン”ブラック塗装鍛造アルミホイールと前275/30ZR20 97Y/後345/25ZR21 104YサイズのミシュランPILOT SPORT 4S ZPランフラットサマータイヤを装着した。さらに、制動機構にはクーペではオプション設定のBrembo製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ(前φ398mmディスク+6ピストンモノブロックキャリパー/後φ391mmディスク+4ピストンモノブロックキャリパー)を標準で組み込んでいる。

▲パワーユニットにはLT6型5454cc・V型8気筒DOHCエンジンをミッドシップ搭載。最高出力は646ps/8550rpm、最大トルクは623Nm(63.6kg・m)/6300rpmを発生する

▲パワーユニットにはLT6型5454cc・V型8気筒DOHCエンジンをミッドシップ搭載。最高出力は646ps/8550rpm、最大トルクは623Nm(63.6kg・m)/6300rpmを発生する

▲足もとには前20インチ/後21インチ“スパイダー・デザイン”ブラック塗装鍛造アルミホイールと前275/30ZR20 97Y/後345/25ZR21 104YサイズのミシュランPILOT SPORT 4S ZPランフラットサマータイヤを装着

▲足もとには前20インチ/後21インチ“スパイダー・デザイン”ブラック塗装鍛造アルミホイールと前275/30ZR20 97Y/後345/25ZR21 104YサイズのミシュランPILOT SPORT 4S ZPランフラットサマータイヤを装着

▲クーペではオプション設定のBrembo製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキを標準で組み込む

▲クーペではオプション設定のBrembo製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキを標準で組み込む

 基本骨格については、オープン化に即してキャビンまわりを入念に強化したうえで、電動開閉式のリトラクタブルハードトップを配備。開閉に要する時間は16秒で、約48km/h以下の速度域であればスイッチ操作ひとつで走行中の開閉を可能とする。また、ハードトップはエンジンコンパートメント上に折り畳んで収納され、トップ収納時もトランクスペースとフロントの収納スペースと合わせてクーペと同等のラゲッジ容量を確保している。

▲オープン化に即してキャビンまわりを入念に強化したうえで、電動開閉式のリトラクタブルハードトップを配備。約48km/h以下の速度域であればスイッチ操作ひとつで走行中の開閉が可能

▲オープン化に即してキャビンまわりを入念に強化したうえで、電動開閉式のリトラクタブルハードトップを配備。約48km/h以下の速度域であればスイッチ操作ひとつで走行中の開閉が可能

 ボディカラーについては、アークティックホワイトとシーウルフグレー トライコートの2色をラインアップ。ルーフ&ナセルはブラックで仕立てる。一方、インテリアカラーはアドレナリンレッド ディップドの1色を設定。機能装備として、12インチカラークラスターディスプレイ/ドライバーインフォメーションセンターやカラーヘッドアップディスプレイ(サーキット&通常走行モード表示機能付)、パフォーマンスデータレコーダー、コンペティションバケットシート(パーフォレーテッドナパレザーインサート)および8ウェイパワー調整機構(パワーボルスター付)などを標準で配備している。

▲ボディカラーはアークティックホワイトも選択可

▲ボディカラーはアークティックホワイトも選択可

▲インテリアカラーにはアドレナリンレッド ディップドを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲インテリアカラーにはアドレナリンレッド ディップドを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

 

 

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