WRCドライバーズチャンピオンに輝いたセバスチャン・オジエ選手とカッレ・ロバンペラ選手が監修した特別なGRヤリスが発売

世界ラリー選手権においてヤリスWRCを駆って2020年と2021年にドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ選手と、GRヤリス ラリー1を駆って2022年と2023年にドライバーズタイトルを獲得したカッレ・ロバンペラ選手の栄光を記念するGRヤリスの特別仕様車「RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition”」と「RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition”」の抽選申込受付が開始。販売台数はそれぞれ100台限定

 TOYOTA GAZOO Racingは2024年3月21日、セバスチャン・オジエ選手とカッレ・ロバンペラ選手が監修したGRヤリスの特別仕様車「RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition”(RZ“ハイパフォーマンス・セバスチャン・オジエ・エディション”)」と「RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition”(RZ“ハイパフォーマンス・カッレ・ロバンペラ・エディション”)」の抽選申込受付をスタートした。車両価格は2モデルともに845万円の設定で、販売台数はそれぞれ100台の限定。申込みは3月21日から3月31日までの期間、GR Garageの店頭のみで実施し、抽選のうえ4月18日に当選連絡、以降順次、商談を開始するスケジュールである。

▲セバスチャン・オジエ選手とカッレ・ロバンペラ選手が監修したGRヤリスの特別仕様車「RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition”」(写真・左)と「RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition”」(同・右)の抽選申込受付が開始

▲セバスチャン・オジエ選手とカッレ・ロバンペラ選手が監修したGRヤリスの特別仕様車「RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition”」(写真・左)と「RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition”」(同・右)の抽選申込受付が開始

 

 今回発表した2台のGRヤリスの特別仕様車は、2022年開催のラリージャパンの場でモリゾウこと豊田章男社長(現・会長)が「つくろう!」と宣言したモデルで、2020年と2021年にヤリスWRCを駆ってWRCドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ選手と、2022年と2023年にGRヤリス ラリー1を駆ってWRCドライバーズタイトルを獲得したカッレ・ロバンペラ選手の栄光を記念して製作。パワーユニットにG16E-GTS型1618cc直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジン(最高出力304ps/6500rpm、最大トルク40.8kg・m/3250~4600rpm)+6速MT(iMT)を搭載する進化したGRヤリスRZ“High-performance”をベースに、2人の好みやこだわりを随所に織り込みながら、TGRのスタッフと一緒に造り込んでいった。

▲2台のGRヤリスの特別仕様車は2020年と2021年にWRCのドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ選手と、2022年と2023年にWRCのドライバーズタイトルを獲得したカッレ・ロバンペラ選手の栄光を記念して製作される

▲2台のGRヤリスの特別仕様車は2020年と2021年にWRCのドライバーズタイトルを獲得したセバスチャン・オジエ選手と、2022年と2023年にWRCのドライバーズタイトルを獲得したカッレ・ロバンペラ選手の栄光を記念して製作される

 

 2モデルの概要を紹介しよう。

 まずオジエ選手プロデュースのRZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition”は、外装に新規色のマットステルスグレーを採用。ここにCFRP製のラリースポイラーや、オジェ選手の出身国であるフランスの国旗を配したラジエターグリル加飾、S. Ogier Editionロゴ(バックドア)、TOYOTA GAZOO Racingデカール(ドア左右)、モリゾウサイン(フロントウィンドウ)を特別装備する。足もとにはBBS製8J×18鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント・フランス国旗・TOYOTA GAZOO Racingロゴ加飾付)+225/40ZR18タイヤ(ミシュランPILOT SPORT 4S)とブルー塗装の前後ブレーキキャリパー(GRロゴ付)を組み込んだ。

▲GRヤリスRZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition Concept” 価格:6MT(iMT)845万円 販売台数は100台限定

▲GRヤリスRZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition Concept” 価格:6MT(iMT)845万円 販売台数は100台限定

▲ボディカラーに新規色のマットステルスグレーを採用

▲ボディカラーに新規色のマットステルスグレーを採用

▲CFRP製のラリースポイラーを装着

▲CFRP製のラリースポイラーを装着

▲オジェ選手の出身国であるフランスの国旗を配したラジエターグリル加飾

▲オジェ選手の出身国であるフランスの国旗を配したラジエターグリル加飾

▲S. Ogier Editionロゴをバックドアに配備

▲S. Ogier Editionロゴをバックドアに配備

▲ドア左右にTOYOTA GAZOO Racingデカールを装着

▲ドア左右にTOYOTA GAZOO Racingデカールを装着

▲足もとにはBBS製8J×18鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント・フランス国旗・TOYOTA GAZOO Racingロゴ加飾付)+225/40ZR18タイヤ(ミシュランPILOT SPORT 4S)とブルー塗装の前後ブレーキキャリパー(GRロゴ付)を装備

▲足もとにはBBS製8J×18鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント・フランス国旗・TOYOTA GAZOO Racingロゴ加飾付)+225/40ZR18タイヤ(ミシュランPILOT SPORT 4S)とブルー塗装の前後ブレーキキャリパー(GRロゴ付)を装備

 

 内装については、ステアリングホイールにトリコロールを意識したブルー×グレー×レッドの専用色ステッチを配したほか、助手席前にWRC優勝記念バッジ(001~200シリアルナンバー入り)を特別装備。パフォーマンス面では、前輪の旋回性を確保しながら後輪の駆動力による車両コントロールを可能とした専用制御のSEB.(前輪40:後輪60)モードを設定したほか、トラクション性能と旋回性能を高次元で両立させる前後輪拘束力最大のMORIZOモードと前輪60:後輪40のNORMALモードが選択できる4WDモードセレクトスイッチを採用した。

▲ステアリングホイールにトリコロールを意識したブルー×グレー×レッドの専用色ステッチを入れる

▲ステアリングホイールにトリコロールを意識したブルー×グレー×レッドの専用色ステッチを入れる

▲助手席前にWRC優勝記念バッジ(001~200シリアルナンバー入り)を特別装備

▲助手席前にWRC優勝記念バッジ(001~200シリアルナンバー入り)を特別装備

▲前輪の旋回性を確保しながら後輪の駆動力による車両コントロールを可能とした専用制御のSEB.(前輪40:後輪60)モードを設定したほか、トラクション性能と旋回性能を高次元で両立させる前後輪拘束力最大のMORIZOモードと前輪60:後輪40のNORMALモードが選択できる4WDモードセレクトスイッチを採用

▲前輪の旋回性を確保しながら後輪の駆動力による車両コントロールを可能とした専用制御のSEB.(前輪40:後輪60)モードを設定したほか、トラクション性能と旋回性能を高次元で両立させる前後輪拘束力最大のMORIZOモードと前輪60:後輪40のNORMALモードが選択できる4WDモードセレクトスイッチを採用

 

 一方でロバンペラ選手プロデュースのRZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition”は、外装にホワイト×レッド×ブラックのグラフィックをあしらった専用外板色を採用。グラフィックはロバンペラ選手の友人のデザイナーが手がけ、カッティングシートなどは使用せずに塗装のみで三色に塗り分ける。ここに可変ウイングを配したCFRP製ラリースポイラーやK. Rovanperä Editionロゴ(バックドア)、WRC優勝記念デカール(フロントフェンダー左右)、TOYOTA GAZOO Racingデカール(ドア左右/リアバンパー)、モリゾウサイン(フロントウィンドウ)を特別装備。足もとには、BBS製8J×18鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント・TOYOTA GAZOO Racingロゴ加飾付)+225/40ZR18タイヤ(ミシュランPILOT SPORT 4S)を組み込んだ。

▲GRヤリスRZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition” 価格:6MT(iMT)845万円 販売台数は100台限定

▲GRヤリスRZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition” 価格:6MT(iMT)845万円 販売台数は100台限定

▲ボディカラーにホワイト×レッド×ブラックのグラフィックにあしらった専用外板色を採用。カッティングシートなどは使用せずに塗装のみで三色に塗り分ける

▲ボディカラーにホワイト×レッド×ブラックのグラフィックをあしらった専用外板色を採用。カッティングシートなどは使用せずに塗装のみで三色に塗り分ける

▲可変ウイングを配したCFRP製ラリースポイラーを特別装備

▲可変ウイングを配したCFRP製ラリースポイラーを特別装備

▲バックドアにK. Rovanperä Editionロゴ(バックドア)を配備

▲バックドアにK. Rovanperä Editionロゴ(バックドア)を配備

▲フロントフェンダー左右にWRC優勝記念デカールを装着

▲フロントフェンダー左右にWRC優勝記念デカールを装着

▲ドア左右とリアバンパーにTOYOTA GAZOO Racingデカールを貼付

▲ドア左右とリアバンパーにTOYOTA GAZOO Racingデカールを貼付

▲足もとにはBBS製8J×18鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント・TOYOTA GAZOO Racingロゴ加飾付)+225/40ZR18タイヤ(ミシュランPILOT SPORT 4S)を組み込む

▲足もとにはBBS製8J×18鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント・TOYOTA GAZOO Racingロゴ加飾付)+225/40ZR18タイヤ(ミシュランPILOT SPORT 4S)を組み込む

 

 内装に関しては、ステアリングホイール/シフトブーツ/パーキングブレーキカバー/シートにブルー×グレーの専用色ステッチをあしらったほか、助手席前にWRC優勝記念バッジ(001~200シリアルナンバー入り)を特別装備。パフォーマンス面では、等速リアディファレンシャルを追加装備したうえで、そのデフを最大限に活かすようにセッティングした専用制御のKALLE(前輪30:後輪70)モードと、ドリフト走行やドーナツターンが得意なロベンパラ選手のキャラクターをイメージしたDONUTモード(前輪50:後輪50)、前輪60:後輪40のNORMALモードが選択できる4WDモードセレクトスイッチを採用した。

▲ステアリングホイール/シフトブーツ/パーキングブレーキカバー/シートにブルー×グレーの専用色ステッチを配する

▲ステアリングホイール/シフトブーツ/パーキングブレーキカバー/シートにブルー×グレーの専用色ステッチを配する

▲助手席前にWRC優勝記念バッジ(001~200シリアルナンバー入り)を特別装備

▲助手席前にWRC優勝記念バッジ(001~200シリアルナンバー入り)を特別装備

▲等速リアディファレンシャルを追加装備

▲等速リアディファレンシャルを追加装備

▲等速リアディファレンシャルを最大限に活かすようにセッティングした専用制御のKALLE(前輪30:後輪70)モードと、ドリフト走行やドーナツターンが得意なロベンパラ選手のキャラクターをイメージしたDONUTモード(前輪50:後輪50)、前輪60:後輪40のNORMALモードが選択できる4WDモードセレクトスイッチを採用

▲等速リアディファレンシャルを最大限に活かすようにセッティングした専用制御のKALLE(前輪30:後輪70)モードと、ドリフト走行やドーナツターンが得意なロベンパラ選手のキャラクターをイメージしたDONUTモード(前輪50:後輪50)、前輪60:後輪40のNORMALモードが選択できる4WDモードセレクトスイッチを採用

 

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