【いま買える最新BEV特集】BMW i4

航続距離600km超のプレミアムミドルクラス4ドアクーペBEV

ひときわ存在感のあるキドニーグリルは、冷却の空気を送る必要がないのでクローズドタイプとなる。

i4はBMW4シリーズグランクーペをベースに、優れた機能性とデザイン性を高次元で融合したプレミアムミドルクラスに属する4ドアクーペのBEVで、日本では2022年2月に発表となった。ラインナップはi4 eDrive35 Mスポーツ、i4 eDrive40 Mスポーツ、i4 M50の3モデル。i4 eDrive35 Mスポーツとi4 eDrive40 Mスポーツはモーター(30は286ps、40は340ps)をリアに搭載し、後輪を駆動する。i4 M50は前後に一つずつモーター(システム最高出力544ps)を備える、4輪駆動モデルとなる。

流麗なルーフラインを持つ4ドアクーペスタイルで、スポーティでエレガントな個性を主張している。

いずれもボディ床下にリチウムイオン電池を収納しており、35の総電力量は70.3kWh(航続距離532km)、40とM50は83.9kWh(40の航続距離は604km、M50は546km)となる。コネクティビティにおいては、車両のキーを持たずともスマートフォンをドアハンドルにかざすことで車両のロック解除/施錠、さらにはモーターの始動も可能としている。また、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等ができる。

12.3インチのインスツルメントパネルと14.9インチのコントロールディスプレイをひとつにまとめ、操作性、視認性に優れるBMWカーブドディスプレイを採用。

i4は最新世代の安全機能・運転支援システムを採用しており、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力を持つ最先端運転支援システムを標準装備。ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。また、パーキングアシスタントには、時速35km以下で車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバースアシスト機能が採用されている。

BMW i4 eDrive40 Mスポーツ 主要諸元

グレード=i4 eDrive40 Mスポーツ(後輪駆動
価格=791万円
全長×全幅×全高=4785×1850×1455mm
ホイールベース=2855mm
トレッド=フロント:1590/リア:1605mm
最低地上高=125mm
車重=2080kg
モーター型式=HA0001N0(交流同期電動機)
モーター最高出力=250kW(340ps)
モーター最大トルク=430Nm
一充電走行距離(WLTCモード)=604km
交流電力量消費率(WLTCモード)=157Whkm
駆動用バッテリー=リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電力量=83.9kWh
サスペンション=フロント:ストラット/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=フロント:245/45R18・リア255/45R18+アルミ
駆動方式=後輪駆動
乗車定員=5名
最小回転半径=5.9m

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