キャデラック初のラグジュアリーなコンパクトSUV「XT4」が待望の日本デビュー

キャデラックのラグジュアリー性と先進技術を結集したプレミアムコンパクトSUVの「XT4」が日本上陸。車両価格は570~670万円に設定

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは2021年1月16日、プレミアムコンパクトSUVの新型XT4を発売した。

▲キャデラックXT4プレミアム 価格:9SAT570万円 全長4605×全幅1875×全高1625mm ホイールベース2775mm 車重1760kg 乗車定員5名 シューズには10スポークパールニッケルフィニッシュ18インチアルミホイール+235/55R18 100Vタイヤを装着する
▲キャデラックXT4プレミアム 価格:9SAT570万円 全長4605×全幅1875×全高1625mm ホイールベース2775mm 車重1760kg 乗車定員5名 シューズには10スポークパールニッケルフィニッシュ18インチアルミホイール+235/55R18 100Vタイヤを装着する

車種展開は以下の通り。
XT4プレミアム:570万円
XT4スポーツ:640万円
XT4プラチナム:670万円
なお、ユーザーへの納車開始は本年2月を予定している。

▲キャデラックXT4スポーツ 価格:9SAT640万円 全長4605×全幅1875×全高1625mm ホイールベース2775mm 車重1760kg 乗車定員5名 シューズにはツイン5スポークダイアモンドカットチタンサテンフィニッシュ20インチアルミホイール+245/45R20 99Vタイヤを組み込む
▲キャデラックXT4スポーツ 価格:9SAT640万円 全長4605×全幅1875×全高1625mm ホイールベース2775mm 車重1760kg 乗車定員5名 シューズにはツイン5スポークダイアモンドカットチタンサテンフィニッシュ20インチアルミホイール+245/45R20 99Vタイヤを組み込む
▲キャデラックXT4プラチナム 価格9SAT:670万円 全長4605×全幅1875×全高1625mm ホイールベース2775mm 車重1780kg 乗車定員5名 シューズには9スポークダイアモンドカットミディアムアンドロイドフィニッシュ20インチアルミホイール+245/45R20 99Vタイヤを装備
▲キャデラックXT4プラチナム 価格9SAT:670万円 全長4605×全幅1875×全高1625mm ホイールベース2775mm 車重1780kg 乗車定員5名 シューズには9スポークダイアモンドカットミディアムアンドロイドフィニッシュ20インチアルミホイール+245/45R20 99Vタイヤを装備

 新型キャデラックXT4は、世界的に人気が高いコンパクトSUVのセグメントにキャデラックとして初めて参入した戦略的モデルで、キャデラックが長年にわたり積み重ねてきたSUV開発の先進技術とラグジュアリー性をコンパクトなボディに結集したことが特徴である。日本導入モデルは、ラグジュアリー系の「プレミアム」とラグジュアリー系かつトップグレードの「プラチナム」、スポーツ系の「スポーツ」という3グレードで構成した。

▲フロントとリアのライトには最先端のLEDテクノロジーを採用。フロントにはロービームとハイビーム、デイタイムランニングライト用のLED式ライトブレードを組み込む
▲フロントとリアのライトには最先端のLEDテクノロジーを採用。フロントにはロービームとハイビーム、デイタイムランニングライト用のLED式ライトブレードを組み込む

 まずエクステリアは、コンパクトなボディのなかにキャデラックのDNAを新しい形で表現したことが特徴。具体的には、力強いムードを放つ安定感と自信に満ちたプロポーション、空力特性に優れたシャープで彫刻的なボディラインと光の反射が美しいサーフェイスデザインなど、どのアングルからでも大胆でスポーティなアピアランスを創出する。また、フロントとリアのライトには最先端のLEDテクノロジーを採用。フロントにはロービームとハイビーム、デイタイムランニングライト用のLED式ライトブレードを組み込み、キャデラック独特のL字型ライトが水平方向に伸びて、存在感あふれるマスクを実現した。ボディカラーは、ラジアントシルバーメタリック/ステラーブラックメタリック/クリスタルホワイトトゥリコート/オータムメタリック/シャドーメタリックという5色をラインアップする。

▲ボディカラーは5タイプを用意。写真上からラジアントシルバーメタリック/ステラーブラックメタリック/クリスタルホワイトトゥリコート/オータムメタリック/シャドーメタリック
▲ボディカラーは5タイプを用意。写真上からラジアントシルバーメタリック/ステラーブラックメタリック/クリスタルホワイトトゥリコート/オータムメタリック/シャドーメタリック

 インテリアに関しては、上質な素材を組み合わせたインサート材やトリム表皮、クラフトマンシップによって仕上げた本革シート、伸びやかな曲線とゆるやかなカーブを描くインパネ&ドアトリムラインなどによって、大胆さと力強さが伝わるスポーティで洗練されたキャビンルームを演出する。合わせて快適性も最大限に重視し、各シートでの温度を最適化するデュアルゾーン空調システムやすべての乗員に高音質なサウンドを届けるBOSE サラウンドサウンド13スピーカー、音源の制御とアクティブノイズキャンセレーション技術で実現した車内の静粛設計などを採用した。キャビン空間自体は、クラストップの広さを誇るリアシートのレッグルームを確保。また、ラゲッジスペースは5名乗車時で637リットル、後席格納時で最大1385リットルの容量を実現した。

▲上質な素材を組み合わせたインサート材およびトリム表皮や伸びやかな曲線とゆるやかなカーブを描くインパネ&ドアトリムラインなどによって、大胆さと力強さが伝わるスポーティで洗練されたキャビンルームを演出。内装色はジェットブラック(写真)のほか、ライトプラチナム/ジェットブラックアクセント(プラチナム)およびライトウィート/ジェットブラック&レッドアクセント(スポーツ)を設定
▲上質な素材を組み合わせたインサート材およびトリム表皮や伸びやかな曲線とゆるやかなカーブを描くインパネ&ドアトリムラインなどによって、大胆さと力強さが伝わるスポーティで洗練されたキャビンルームを演出。内装色はジェットブラック(写真)のほか、ライトプラチナム/ジェットブラックアクセント(プラチナム)およびライトウィート/ジェットブラック&レッドアクセント(スポーツ)を設定
▲ラゲッジスペースは5名乗車時で637リットル、後席格納時で最大1385リットルの容量を確保
▲ラゲッジスペースは5名乗車時で637リットル、後席格納時で最大1385リットルの容量を確保

 室内の先進機構としては、最新型のキャデラック・ユーザー・エクスペリエンスを搭載。8インチの高精細タッチディスプレイやロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせた直感的なインターフェースは、スマートフォンのように快適に操作できる。また、NFCを使った素早いペアリングに加え、よりクイックな充電が可能な次世代型のワイヤレスチャージングも採用。さらに、各種吸音材や装備を用いた遮音・消音対策、ワイドな後方視界が得られるリアカメラミラー、視線移動を少なくするヘッドアップディスプレイ、イオン発生除菌機能付きのエアコンディショナー(埃、花粉、バクテリア、臭気、PM2.5 クラスの粉塵を除去)、GMジャパンとゼンリンデータコムが共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」など、多様な装備や先端技術を豊富に設定した。

▲最新型のキャデラック・ユーザー・エクスペリエンスを採用。8インチの高精細タッチディスプレイやロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせた直感的なインターフェースはスマートフォンのように快適に操作できる。ハンドル位置は左
▲最新型のキャデラック・ユーザー・エクスペリエンスを採用。8インチの高精細タッチディスプレイやロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせた直感的なインターフェースはスマートフォンのように快適に操作できる。ハンドル位置は左
▲ワイドな後方視界が得られるリアカメラミラーや視線移動を少なくするヘッドアップディスプレイを装備
▲ワイドな後方視界が得られるリアカメラミラーや視線移動を少なくするヘッドアップディスプレイを装備

 搭載エンジンは、新設計の1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボユニットで、最高出力は230ps/5000rpm、最大トルクは350Nm/1500~4000rpmを発生。燃費効率を最大化する目的で、4気筒のうち2気筒を休止するアクティブフューエルマネジメントシステムやオートスタート/ストップ機能も組み込む。トランスミッションには専用セッティングの9速ATを搭載し、駆動機構はツインクラッチのスポーツコントロールAWDシステム(モードセレクト機能付)で構成。基本骨格は新世代のE2XXプラットフォームで仕立て、懸架機構には前マクファーソンストラット/後マルチリンクを採用した。

▲新設計の1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(230ps/350Nm)を搭載。4気筒のうち2気筒を休止するアクティブフューエルマネジメントシステムやオートスタート/ストップ機能も組み込む
▲新設計の1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(230ps/350Nm)を搭載。4気筒のうち2気筒を休止するアクティブフューエルマネジメントシステムやオートスタート/ストップ機能も組み込む

 先進安全装備の充実化も見逃せない。レーダーやカメラ、センサーなどの技術を用いたエマージェンシーブレーキシステム(フロントオートマチック歩行者対応ブレーキ/リアオートマチックブレーキ)やオートマチックパーキングアシスト、全車速追従機能アダプティブクルーズコントロール、サイドブラインドゾーンアラートなど20以上の最新安全装備を設定している。

▲レーダーやカメラ、センサーなどの技術を用いたエマージェンシーブレーキシステムや全車速追従機能アダプティブクルーズコントロールなど20以上の最新安全装備を設定する
▲レーダーやカメラ、センサーなどの技術を用いたエマージェンシーブレーキシステムや全車速追従機能アダプティブクルーズコントロールなど20以上の最新安全装備を設定する
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