電動開閉式ルーフを採用したジープ・ラングラー・アンリミテッドの限定モデルが日本上陸

2020年5月21日新車ニュース大貫直次郎

本格オフローダーのジープ・ラングラーに300台限定の特別仕様車「アンリミテッド・サハラ2.0L・スカイワンタッチパワートップ」を設定。車両価格は620万円

　FCAジャパンは5月21日、ジープの本格オフローダー「ラングラー（Wrangler）」に300台限定の特別仕様車「ラングラー・アンリミテッド・サハラ2.0L・スカイワンタッチパワートップ（Wrangler Unlimited Sahara2.0L Sky One-Touch Power Top）」をラインアップし、6月6日より発売すると発表した。車両価格は620万円に設定する。

▲ジープ・ラングラー・アンリミテッド・サハラ2.0L・スカイワンタッチパワートップ　価格：8SAT620万円　全長4870×全幅1895×全高1860mm／ホイールベース3010mm　車重1950㎏　乗車定員5名　搭載エンジンは1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボ（272ps）

　スカイワンタッチパワートップは、北米仕様にオプションとして用意される電動開閉式ルーフだ。同トップ機構は、ボタン操作ひとつでルーフが後方へと蛇腹状に折り畳まれながら開き、いつでも気軽にオープンエアドライブを楽しむことができる。開閉に要する時間は約20秒と短く、約96km/h以下であれば走行中でも操作が可能。また、サンルーフのように前席頭上のみを開けることもできる。さらに、リアクォーターウインドウはパネルごと脱着が可能で、簡単な手順でいっそうの開放感を演出。取り外したリアクォーターウインドウは、専用バッグに入れてリアシートの背もたれ後方に収納する仕組みだ。

▲スカイワンタッチパワートップはボタン操作ひとつでルーフが後方へと蛇腹状に折り畳まれながら開き、いつでも気軽にオープンエアドライブを楽しむことができる。開閉に要する時間は約20秒と短く、約96km/h以下であれば走行中でも操作が可能だ

▲リアクォーターウインドウはパネルごと脱着が可能。取り外したリアクォーターウインドウは専用バッグに入れてリアシートの背もたれ後方に収納できる

　ボディカラーについては、パンプキンメタリックC/C（限定100台）とサージグリーン（同150台）、ブラックC/C（同50台）の全3色を設定。インテリアカラーはいずれもブラックで仕立てている。

*▲ボディカラーは全3色を設定。写真はパンプキンメタリックC/Cで、販売台数は限定100台*

　パワートレインに関しては基本的にベース車のラングラー・アンリミテッド・サハラ2.0Lと共通で、1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン（272ps／400N・m）＋電子制御式8速ATを搭載。駆動機構にはセレクトラックフルタイム4×4システムを採用する。

　エクイップメントもベース車に準じ、LEDヘッドライト／フロントフォグランプ／リアライトやオートヘッドライト、フルカラー7インチマルチビューディスプレー、本革巻きステアリングホイール、8.4インチVGAタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム（Uconnect）、レザーシート、18インチアルミホイール＋255/70R18オールシーズンタイヤ、トランスミッション／トランスファーケース／フューエルタンク用スキッドプレートなどを標準で装備。安全機構も充実しており、ブラインドスポットモニター／リアクロスパスディテクションやParkSenseフロント＆リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラ、アダプティブクルーズコントロール（STOP機能付）、前面衝突警報（クラッシュミティゲーション付）などを標準で設定している。