クロスオーバーSUVのマツダCX-5がマイナーチェンジ。新たな2つの"個性"を追加設定する

マツダCX-5が商品改良。アクティブさを強調するアクセサリーパッケージ「TOUGH-SPORT STYLE」と気品あふれる特別仕様車「Silk Beige Selection」を新たに設定

 マツダは12月12日、人気クロスオーバーSUV「CX-5」の一部改良を実施し、同日より予約受注を開始、2020年1月17日に発売すると発表した。

CX-5  TOUGH-SPORT STYLE.jpg▲マツダCX-5TOUGH-SPORT STYLE」アクセサリーパッケージ装着車 SUVらしい力強くタフな印象のスタイリングを演出するフロント&リアガーニッシュやルーフレールを装備

車種展開は以下の通り。

20S・2WD:6SAT261万8000円
20Sプロアクティブ・2WD:6SAT285万4500円
20S Silk Beige Selection・2WD:6SAT296万4500円
25S・4WD:6SAT284万9000円
25Sプロアクティブ・4WD:6SAT308万5500円
25S Silk Beige Selection・4WD:6SAT319万5500円
25S Lパッケージ・2WD:6SAT310万7500円
25S Lパッケージ・4WD:6SAT333万8500円
25T Lパッケージ・2WD:6SAT342万1000円
25T Lパッケージ・4WD:6SAT365万2000円
25T Exclusive Mode・2WD:6SAT374万円
25T Exclusive Mode・4WD:6SAT397万1000円
XD・2WD:6MT293万7000円/6SAT293万7000円
XD・4WD:6MT316万8000円/6SAT316万8000円
XDプロアクティブ・2WD:6MT317万3500円/6SAT317万3500円
XDプロアクティブ・4WD:6MT340万4500円/6SAT340万4500円
XD Silk Beige Selection・2WD:6SAT328万3500円
XD Silk Beige Selection・4WD:6SAT351万4500円
XD Lパッケージ・2WD:6MT342万6500円/6SAT342万6500円
XD Lパッケージ・4WD:6MT365万7500円/6SAT365万7500円
XD Exclusive Mode・2WD:6MT374万5500円/6SAT374万5500円
XD Exclusive Mode・4WD:6MT397万6500円/6SAT397万6500円

CX-5  Silk Beige Selection.jpg▲特別仕様車「Silk Beige Selection」はスウェード調生地のグランリュクスをシート中心部に配したハーフレザレットシート(カラーはシルクベージュ)を装着する

 今回の商品改良は、幅広いライフスタイルを演出する2つの"個性"の追加設定や快適性および静粛性の向上、悪路走破性の強化などがメインメニューだ。

 まず2つの"個性"に関しては、アクティブさを強調するアクセサリーパッケージ「TOUGH-SPORT STYLE(タフ・スポーツ・スタイル)」と、明るく上品な内装に仕立てた特別仕様車「Silk Beige Selection(シルク・ベージュ・セレクション)」を新たにラインアップした。

 「TOUGH-SPORT STYLE」は、SUVらしい力強くタフな印象のスタイリングを演出するフロント&リアガーニッシュやルーフレール、アクティブなライフスタイルを支援するオールウェザーマットおよびラゲッジトレイをセットとしたアクセサリーパッケージで、価格は12万5500円の設定。また、メーカーではより精悍さを強調する目的で別売のブリリアントブラックのドアミラーガーニッシュ(ショップオプション)と17インチアルミホイール(メーカーセットオプション)の同時装着を推奨している。

 一方、特別仕様車「Silk Beige Selection」は上質で肌触りがよく、滑りにくいうえに通気性もいいスウェード調生地のグランリュクスをシート中心部に配したハーフレザレットシート(カラーはシルクベージュ)を採用したことがトピック。さらに、LED室内照明(マップランプ/ルームランプ/ラゲッジルームランプ)や前席用LEDフットランプ&イルミネーション(カラーはホワイト)、LEDフロントフォグランプ、IRカットガラスなどを装備して上質感と機能性を高めた。

CX-5 ポリメタルグレーメタリック.jpg▲外板色にCX-5の造形を豊かに彩るポリメタルグレーメタリックの新ボディカラーを設定した

 シリーズ全体における仕様変更も要注目だ。まずエクステリアでは、外板色に造形を豊かに彩るポリメタルグレーメタリックの新ボディカラーをラインアップ。全長4545×全幅1840×全高1690mm/ホイールベース2700mmのボディサイズに変更はない。そしてインテリアでは、WVGAセンターディスプレイのサイズ大型化(7インチ→8インチ)、トップシーリング材を構成するフィルム材質の変更によるロードノイズの吸収性アップなどを実施して快適性および静粛性を向上させた。

CX-5 WVGAセンターディスプレイ8インチ.jpgWVGAセンターディスプレイのサイズを従来の7インチから8インチへと大型化して使用性を高めた

 走行面では、i-ACTIV AWD(4WD)車に新開発「オフロード・トラクション・アシスト」を組み込んだことが訴求点。悪路における想定外のスタック時にも、AWDとトラクション・コントロール・システム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化して悪路からのスムーズな脱出をサポートするなど、さまざまな路面環境において安心・安全な走行性能を提供するよう改良した。

CX-5 オフロード・トラクション・アシスト.jpgi-ACTIV AWD4WD)車に新開発「オフロード・トラクション・アシスト」を組み込み、悪路走破性の強化を図った

 一方、パワーユニットは基本的に従来と共通で、SKYACTIV-G2.0のPE-VPS型1997cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(156ps/20.3kg・m)、SKYACTIV-G2.5のPY-RPS型2488cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(2WD:190ps/25.7kg・m、4WD:188ps/25.5kg・m)、SKYACTIV-G2.5TのPY-VPTS型2488cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(230ps/42.8kg・m)、SKYACTIV-D2.2のSH-VPTS型2188cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(190ps/45.9kg・m)、i-ELOOP装着のSKYACTIV-D2.2のSH-VPTR型(190ps/45.9kg・m)を設定。トランスミッションには、SKYACTIV-DRIVEの6EC-ATとSKYACTIV-MTの6MTを組み合わせている。

SNSでフォローする