BMWが高性能BEVモデルの「BMW Mノイエ・クラッセ」のテスト画像を公開。パワートレインは第6世代のBMW eDriveテクノロジーを採用するノイエ・クラッセのモジュラーシステムをベースに、4つの電動モーターを配するBMW M eDriveや、統合型のBMW Mダイナミックパフォーマンスコントロール、総電力量100kWhを超える高電圧バッテリー、800Vテクノロジーなどを搭載。市場への投入は2027年を計画
独BMW Mは、現在開発を進める高性能BEVモデル「BMW Mノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」のテスト画像を公開した。
BMW Mノイエ・クラッセは、現在市販に向けて開発中の新世代EVサルーン「ノイエ・クラッセ」のハイパフォーマンスモデルに位置。BMW Mの近未来を示唆する重要な1台で、EV時代の高性能車両セグメントにおける新たな基準の確立を目指して、BMW Mが鋭意開発を進めている。

▲パワートレインには第6世代のBMW eDriveテクノロジー(BMW Gen6)を採用するノイエ・クラッセのモジュラーシステムをベースに、各輪1基ずつの計4つの電動モーターを配するBMW M eDriveや、統合型のBMW Mダイナミックパフォーマンスコントロールを搭載
パワートレインに関しては、第6世代のBMW eDriveテクノロジー(BMW Gen6)を採用するノイエ・クラッセのモジュラーシステムをベースに、各輪1基ずつの計4つの電動モーターを配するBMW M eDriveや、統合型のBMW Mダイナミックパフォーマンスコントロール、総電力量100kWhを超える高電圧バッテリー、800Vテクノロジーなどを採用する。電動モーターは高出力化を果たした専用開発品で、各モーターが各車輪のギアボックスに直接動力を供給。また、BMW Mダイナミックパフォーマンスコントロール専用の制御ソフトウェアと組み合わせることによって最大回生と最適トラクションを実現し、よりダイレクトなレスポンスを可能とする。ソフトウェアスタックには、4つの“スーパーブレーン”で構成する専用セッティングの高性能コンピュータを導入した。さらに、電動駆動ユニットは電動モーター制御用インバーターやオイル供給システムと統合され、前輪と後輪にそれぞれ1基ずつ配置。前輪の駆動は完全に切り離すことができ、後輪駆動と四輪駆動の利点をすべて兼ね備えつつ、公道やサーキットでの走行ダイナミクスを向上させた。
駆動用バッテリーについては、総電力量100kWh超を確保しつつ、セルの見直しや冷却システムの改良、高知能制御ユニット“エナジーマスター”の最適化などを図って、高性能車両の要求に応えるよう特別にセッティング。また、ノイエ・クラッセ モデルの中で最高の回生制動値を実現する。バッテリー自体を車体の構造部品として機能させ、車両全体の剛性向上を果たしていることも訴求点である。
省資源プランに沿った天然繊維要素の材料を内外装に拡大展開した点も見逃せない。使用材料は100%植物や鉱物由来といった天然素材を原料とし、石油を一切使わずに製造する新開発のサーフェス用素材をインテリアパネルなどに採用。また、海洋プラスチックも導入し、射出成形パーツの材料として使用する。リサイクル素材も積極的に取り入れた。これらの材料は、CO2排出量の削減はもちろん、軽量化にも貢献するという。
なお、BMW Mノイエ・クラッセの市販デビューは2027年を計画している。
